ゆるっとドイツ滞在記

ドイツでの生活や日常の小ネタをゆるっとお届けします。

どんちゃん騒ぎのカーニバル!

早いもので、2月ももうすぐ終わりですね。

この時期ドイツでは「第五の季節」といわれる大イベントがあります。


それはずばり、
カーニバル!!!

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老若男女みんなで派手派手に仮装し、

昼からお酒飲みまくり、
大人も子供も大騒ぎなこのお祭り。

盛り上がりっぷりが本当にすごいんです!

 

ドイツでは特に西部地方で大規模なパレードが行われ、中でもケルン、デュッセルドルフ、マインツがドイツ三大カーニバルと言われています。

今回はデュッセルドルフの様子を見てきたので、写真もりもりでご紹介します!

 

カーニバルってどんなお祭り?

ドイツに限らず、ヨーロッパやブラジルなどでカーニバルは大きな行事の一つですが、日本ではあまり馴染みがないですよね。

サンバとか、仮面とか、パレードとか、なんとなく華やかで愉快なイメージ…?

日本語訳すると「謝肉祭」なので、肉の恵みに感謝するお祭り?とも思いがちですが、本当は違うらしいのです。

 

もともとカーニバルはカトリックの宗教的な文化で、キリスト復活祭(イースター)前の四旬節に入る前に思い切り肉を食べてどんちゃん騒ぎして楽しんでおこう!というお祭り。
ちなみにこの四旬節というのは、復活祭の46日前〜前日に食事の節制(肉を食べないなど)や娯楽・祝宴の自粛をする期間のことだそう。

 

つまり、カーニバルはお肉ありがとう祭りではなく、お肉さようなら祭りということなのです!

 

カーニバルの期間

カーニバルの期間はというと、実は11月11日11時11分に始まります。

意外と長い!

しかし、お祭りの本番は四旬節の初日にあたる灰の水曜日(Aschermittwoch)前の最後の一週間です。

 

どんちゃん騒ぎの一週間のはじまりは木曜日の11時11分。(今年は2月20日でした)

汚れた木曜日(Weiberfastnacht)と呼ばれるこの日は女性が権力を握る日とされていて、男性のネクタイ(=男性の象徴)を女性がハサミで切るという伝統があります。

なにも知らずにネクタイをつけて外を歩いてるといきなり知らない女性に切られちゃうなんていうことがあるらしいです。

お詫びに女性からキスがもらえるらしいんですが、知らない人にされたら怖すぎると思うのはわたしだけ…?笑

 

土日になると本格的に盛り上がってきて、そこら中でイベントが開かれ、最高潮となるのが薔薇の月曜日(Rosenmonrtag)と呼ばれる日。

この日は街の中心部で山車を使った大規模なパレードがあり、市内外からたくさんの人が集まります。

今回はこれを見に行ってきました!

 

カーニバル最終日はスミレの火曜日(Veilchendienstag)と呼ばれ、Rosenmontagを終えると街はだんだんと静かになっていき、四旬節を迎えます。

 

カーニバルの楽しみ方

やっぱりカーニバルといえば仮装!

子供からお年寄りまで、顔にペイントしたり、力を入れてる人はコスチュームを手作りしたりとみんなド派手に仮装します。

この時期はパーティーショップも大混雑で、レジには長〜い行列ができることもしばしば。

ユニークな仮装をしている人がたくさんいるので、見るだけでも楽しい!

 

降り注ぐお菓子をキャッチ!

パレードでは山車に乗っている人たちが次から次へとたくさんお菓子を投げてくれるので、戦いの如くみんなで寄って集って拾いまくります。笑

ときどき小さい花束なんかも降ってきて、お菓子の種類もバラエティ豊かでとにかくめちゃくちゃ楽しい!


ちなみに、こちらが今回ゲットしたお菓子たち。

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しばらくお菓子には困らなそう!

 

独特の掛け声で地域の輪に溶け込む!

カーニバルではそれぞれの地域で独特の掛け声があり、

デュッセルドルフやマインツではHelau!(ヘラウ!)

ケルンではAlaaf!(アラーフ!)

と挨拶のような感じでみんなで言い合います。

ちなみに、ケルンとデュッセルドルフはライバル的な関係なので、間違った掛け声を言ってしまわないようにご注意!

 

やりたい放題!?パンチの効いた大パレード!

さて、今回行ってきたRosenmontagの大パレードですが、ただ派手派手なだけではなく、なかなかパンチが効いています。

 

というのも、パレードで大行進する山車には政治家や時事ネタをモチーフにしたものが多いのです!

中には「こんなので街中練り歩いちゃっていいのか…?」と思うようなちょっと刺激が強めなものもありますが、逆にここまで堂々としていると潔いというか…

やったもん勝ち的なところがすごいなぁと思います。

 

その写真がこちら!

どれも顔がそっくり!!

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↑こちらはドイツの極右政党AfDの政治家ヘッケ氏。

 

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↑こちらもドイツの政治家たち。彼らのズボンはお尻かと思いきや、どうやら違うもののようです…(あとはご想像にお任せします笑)


そしてなんと、コロナウイルスも登場。

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カーニバルウイルスと戦っています(笑)

 

他にも音楽隊の行列や、

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組体操のグループも。(これで歩くのすごいなぁ…)

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そして個人的に結構テンション上がったのが黒い馬の列!!かっこいい~

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パレードは3時間以上続いていましたが、わたしは大体見たところで途中で疲れて撤退しました。笑

 

デュッセルドルフとケルンのパレードの様子はテレビでも放送しているので、ケルンの様子は家に帰ってからちらっと見ましたが、こちらも大盛り上がりだったようです。

もしこの時期にドイツに行く機会があれば、絶対に行く価値ありです!


ということで、現場からは以上です!

Bis dann ;)

 

エコに生きよう2020

こんにちは、ちきです。

前回の記事から1ヶ月もサボってしまって、年を越してしまった…

 

遅ればせながら、あけましておめでとうございまぁぁす!

 

 

ドイツはクリスマスに家族で集まってゆっくり過ごしたり美味しいものをたくさん食べたりするので、年越しは打ち上げ花火を上げるとか友達とパーティーをするくらいで、結構あっさりしてます。

こたつでぬくぬくしながらおいしいお雑煮やおせちを食べて、ゆる~く正月番組を見る日本の正月が早くも恋しい…

 

こっちではカレンダー通りの会社も1月2日から開く会社が多いんだとか。

それでもクリスマスから年始まで通しで有休を取る人はやっぱり多くてオフィスは閑散としてるらしいですけどね。

 

そんなわけで、いよいよ本格的に冬がやってきたんですが、、、

 

意外と全然寒くない!!

最近は6℃前後といったところで、朝方冷え込むこととかもあまりないです。

むしろ12月の方が寒かった気がする…

日本の夏も年々暑くなってるし、ここ数年は特に温暖化を肌で感じますねぇ。

 

ドイツに来てから国際的なニュースを見る機会が増えて、特に最近は環境問題に関するニュースをよく見るようになったし、エコに対する意識が結構変わってきました。

 

ということで、今回はドイツのエコ事情についてのお話です!

 

基本的にレジ袋は有料!

袋、カゴ、箱などなど形は様々ですが、ドイツでは買い物のときに自分でエコバッグを持参するのが当たり前。

 

とはいえ、急な買い物なんかでエコバッグを持ち合わせていない場合もあるので、スーパーでは大体レジの手前にいろいろな大きさ、種類(プラスチック・紙・布など)の袋が置いてあって、必要なときは買うというスタイルになっています。

布タイプはこんな感じで、お店によってデザインはいろいろです。

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そういえばいつだったか、下北沢の古着屋さんで上の写真のEDEKAのエコバッグ(数ユーロ)が1000円くらいで売られてるのを見たなぁ…笑

 

日本ではレジ袋が有料の場合1枚2円~5円くらいだと思うんですが、ドイツは一番安いビニールの袋でも1枚10セント(約12円)~という感じです。

うまい棒買えちゃう。

 

スーパーのみならず、ドラッグストアや洋服の店、靴屋なんかでも同じように袋は有料なところがほとんどで、レジで「袋いりますか? 」とほぼ毎回聞かれます。

逆に、袋に入れてスッと差し出されると「あ、ここはめずらしく袋無料なのか。」と思うくらいです。

 

ということで、必然的に「レジ袋は本当に必要なときだけ買う」ということが定着するので、家に使い終わったレジ袋が山のように溜まっていく…ということはなくなります。

 

画期的なリサイクル方法!

ドイツでは空になったペットボトル・瓶・缶を返すと容器代が戻ってくるPfandというシステムがあります。いわゆるデポジットです。

 

商品を買うときに中身代+容器代を支払い、空になった容器を後で返すことで容器代が返金されます。

金額は容器の種類によっていろいろですが一つ0.08~0.25ユーロ。

普通の飲料水のペットボトルは0.25ユーロが多いと思います。

種類によっては対象外になってしまうんですが(外国の製品とか)、国内の製品は対象のものが多いです。

 

 これがPfandのマークです。

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この場合はわかりやすく金額まで書いてありますね。

 

瓶はラベルに「Pfandflasche(Pfandのボトル)」と書いてあったりします。

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返却場所は買った店でなくても、スーパーやドリンクショップなど専用の機械があればどこでもできるのが便利なところ。(大きなスーパーは大体あります)

 

こんなふうに機械に空の容器を1つずつ入れると、自動でバーコードを読み取ってくれて仕分けされていきます。(無駄に躍動感のある写真)

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全部入れ終わったらこの左下に見切れてるボタンを押します。

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するとこんなバーコードがぴろ~んと出てきます。

 

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これをレジに持っていくと買い物の合計金額から差し引いてくれる、又は返金してくれます。

結局±0だけどなんとなくちょっと得した気分になります。

 

ちなみに、元々はもちろん環境的な理由から開発されたものですが、ホームレスの生活支援にも役立っているそうで、実際に電車や街中でPfandを集めている人をよく見かけます。

一石二鳥的な画期的なシステムなのです。

 

 

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今回紹介したこと以外にも「ドイツは環境にやさしい国だな~」と思うことがある反面、「日本は環境より他の事を重視してるな~」と気付くことが増えました。

 

もちろんレジ袋を減らすことやリサイクルをすること以外にも日々の生活の中で環境のためにできることはたくさんあると思うので、2020年はもっとエコ意識を高めて地球にやさしく生きていきたいと思いまする。

 

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

クリスマスマーケットレポ 第二弾!

こんにちは、ちきです。

 

前回に引き続き、クリスマスマーケットレポ第二弾ということで、今回はEssen(エッセン)とMülheim(ミュールハイム)のクリスマスマーケットをご紹介します!

この二つはそれぞれテーマがあって、なかなか面白い仕様になっていたのでぜひ読んでみてください~!

 

Internationaler Weihnachtsmarkt Essen

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場所:駅前Willy-Brandt-Platz~Kennedyplatz周辺

日程:11/15~12/23(11/24は休み)

時間:日~木11:00~21:00、金土11:00~22:00(祝日は変更あり)

出店数:約250店舗

 

エッセンのクリスマスマーケットのテーマは「インターナショナル」。

ポーランド、アメリカ、ハンガリー、オランダ、フランスなどなどいろんな国の食べ物や雑貨があり、国際色豊か!見ているだけでもとっても楽しいです。

 

そしてなんと、数ある店舗のなかで日本のものを売っているお店も1つ見つけました!

さて、日本代表として何が売られていたと思いますか?

 

 

 

正解は…

 

 

 

 

BONSAI!!!

 

 

まさかのチョイス!!

たしかにジャパニーズ感満載ではあるけど、クリスマスマーケット×盆栽っていうコンビネーションが予想外すぎて…(笑)

ちなみに売っている人は普通にドイツ人っぽかったです。

人が多いエリアにあったので波にもまれて写真を取り損ねたのが悔やまれる…

 

ちなみにエッセンのクリスマスマーケットでは火曜日は学割dayになっていて、学生は飲食店で割引があるそう。

水曜日はお子様Dayで、子どもはフェイスペイントができたり、ステージで劇があったりサンタクロースに会えたりとイベントが盛りだくさんのようです!

詳しい情報はこちら☞ESSEN WEIHNACHTEN Startseite

 

そして、食べてきましたよ!ソーセージ!!

前回はお魚系の誘惑に負けてしまったんですが、今回はしっかり食べてきました。

 

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焼き立てあつあつのドイツソーセージはやっぱり美味しい!!

パンに挟んでもらえるしボリューミーなので十分小腹が満たされます。

 

 

こんなスイーツも食べてみました。

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オランダのお菓子で、一口サイズの小さいパンケーキ的なやつにヌテラソースと粉砂糖をかけてもらいました。甘々で美味しかった~~

 

エッセンはイルミネーションがとても綺麗で、写真映え抜群のおすすめマーケットです。ショッピング街にあるのでお買い物も楽しめます!

 

Broicher Schlossweihnacht (Mühlheim an der Ruhr)

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こちらはミュールハイムにあるブロイッヒ城 (Schloss Broich)でやっているクリスマスマーケットなんですが、テーマは「中世」!

ブロイッヒ城は9世紀からある本物のお城で、昼間は歴史美術館として見学できるようになっています。(12月中は閉館)

本物のお城が会場っていうだけでワクワクしますよねぇ。

こちらは入口。

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ここは他のクリスマスマーケットと違って入場料がかかるんですが、中では音楽の演奏や劇など日によっていろんな催し物があり、屋台の感じなどもしっかりと雰囲気がつくられているのでちょっとしたテーマパーク気分を味わうことができます。

 

場所:Schloss Broich内

日程:11/29~12/1、12/6~12/8、12/13~12/15(週末のみ開催)

時間:金17:00~21:00、土13:00~21:00、日11:00~20:00

入場料:大人7ユーロ(衣装を着ている人は6ユーロ)、14歳以下の子ども4ユーロ、ファミリー18ユーロ(大人2人、子ども最大3人)、障がい者と付添人6ユーロ

 

中世をテーマにしたイベントやマーケットはクリスマスに限らず開催されていて、大きいイベントでは馬上槍試合とか見れるそうです。チャンスがあれば行きたいなぁ~

 

そしてこういうイベントには趣味として衣装を着て参加する人も多いようで、今回もたくさん見かけました。

 

 

屋台には羽ペンが売ってたり、

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騎士の兜や剣が売ってたり、

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普通のマーケットでは見れないような品々が売っていて、ホンモノ感にテンション上がりっぱなしでした!

 

 

メインのバーではちょうどタイミングよく中世音楽の演奏を聴くことができました。

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ここにはMetというはちみつのお酒があって、イチ押しドリンクだったので試しに飲んでみました!

グリューワインのように温かく、甘~いはちみつの味がして飲み終わる頃には体がぽかぽかに。

グリューワインと比べてアルコール度が少し高いので、お酒に弱いわたしは200mlですっかり酔っ払い、この後屋台で買ったマッシュルームをご機嫌にぱくぱくと平らげましたとさ。

 

 

このように一味違ったクリスマスマーケットに行ってみるのも楽しいのでおすすめです!

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

クリスマスマーケットレポ 第一弾!

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こんにちは、ちきです。

 

短い秋が終わり、最近はだいぶ気温も下がってきていよいよ冬が始まるなぁ…としみじみ思いながら温かいお茶をすする今日この頃。

 

さて、冬のドイツといえば、やっぱりクリスマスマーケット!

早いもので先々週から続々とクリスマスマーケットがオープンし、街中キラキラと飾り付けられ、わくわくムードが高まっております。

 

そんな中さっそくデュースブルクとオーバーハウゼンのクリスマスマーケットに行ってきたので、今回はクリスマスマーケットのレポート第一弾です。

飲み物や食べ物もご紹介しまーす!

 

Duisburger Weihnachtsmarkt

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まずはわたしの住んでいるデュースブルクのクリスマスマーケットについて。

場所:Königstraße周辺

期間:11/14~12/30(11/24、12/24、12/25は終日休み)

時間:日~木11:00~21:00、金・土11:00~22:00(祝日などは時間の変動あり)

出店数:123店舗

 

オープン日は比較的早く、クリスマスが終わってもやってるので1ヶ月半くらい楽しめます。クリスマスが終わってもしばらく余韻に浸れるのが嬉しいポイント。

このあたりは全然観光地とかじゃないので地元民が多く、ローカルな雰囲気です。中央駅のすぐ近くなのでアクセスも◎です。

 

Oberhausener Weihnachtsmarkt

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オーバーハウゼンはデュースブルクのお隣の街です。

中央駅から少しバスか路面電車で移動したところに大きいショッピングモールがあって、この周りにクリスマスマーケットがあります。

場所:Centro周辺

期間:11/15~12/23

時間:月~金11:00~22:00、土10:00~22:00、日11:00~21:00(祝日などは時間の変動あり)

出店数:140店舗

 

出店数は多いですが、わりとお店が密集しているのでそんなにたくさん歩かなくても全部見ることができます。

ショッピングセンターのところにあるのでデュースブルクと比べると若者やファミリーが多かった気がします。

 

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これははちみつ専門店にあった蜜蝋キャンドル。なんでも可愛い。

 

美味しいフード&ドリンク

クリスマスマーケットの飲み物と言えばGlühwein(グリューワイン)、ホットワインです!

フルーツの風味やシナモンなどのスパイスが効いていたりして甘くなっているのでワインが苦手な人でも美味しく飲めると思います。

寒くてもこれを飲めばポッカポカになること間違いなし!

 

注文するとマグカップに入れて渡してくれるんですが、最初に飲み物の料金+マグカップのデポジット(2ユーロ~)を払い、飲み終わった後にマグカップを返すとデポジットのお金が返金されるというシステムになっています。

マグカップはマーケットによってデザインがいろいろで、ときどき長靴の形とかめちゃくちゃ可愛いやつもあります。

 

これは基本返すものなんですが、デポジットが返ってこなくてもいいから欲しい!ってくらい可愛いやつは持って帰ったりしました(笑)

今年も可愛い一品に巡り合えるといいなぁ…

 

そして今回デュースブルクで見つけた新参者がこちら。

 

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ホ、ホットビールだと?!(メニューが汚い)

キンキンに冷えててなんぼな飲み物を温めてしまう…そんな罪深い飲み物がベルギーからやってきたらしいです。

味見させてもらったら(自分で買う勇気はなかった)、グリューワインと結構似てる感じで、チェリー風味の甘い味でした。これはこれであり!

 

お次は食べ物編。

甘いものからしょっぱいものまで、それはそれはいろんな美味しい食べ物があるので本当に迷ってしまいます。

ソーセージは留学のときにこれでもかってくらい食べたので、今回は新しいものを食べてみたいと思ってお魚系を食べてみました。

 

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こちらは白身魚のフライ(名前忘れた←)

熱々の揚げたてをRemoladeというタルタルソースに似たマヨ系ソースと共にいただきました。

これがサクサクでめちゃくちゃ美味しい!ソースもよく合います。

熱々のものって寒い中で食べることでより一層美味しさが増しますよねぇ。

 

別の日にはBackfisch(バックフィッシュ)という魚のフライがパンにはさんであるやつも食べたんだけど、買ってすぐかぶりついたので写真がない…

これもめちゃくちゃ美味しくてボリュームもあるのでおすすめです。

 

久しぶりに屋台のソーセージも食べたいので、次回はソーセージをレポートしますね!(魚の誘惑に負けなければ)

 

最後にスイーツ編。

チュロス、クレープ、りんご飴などなど、各種揃っているんですが、その中にはじめて食べたときからすっかり虜になってしまったとんでもないお菓子があるのです。

それがこちらのGebrrante Mandeln(ゲブランテマンデルン)

 

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砂糖でコーティングした焼アーモンドです。一つ食べたら最後、その手を止めることはできない魔のお菓子なのです。

ときどきその場で作っているお店もあって、作りたてが一番香ばしくておいしいです。ただし、カロリー高めなので食べすぎには要注意!!

 

 

本当に美味しいものがたくさんあるのでいろんなものを食べたいんだけど、肉とか魚系はパンに挟まってることが多いからすぐお腹いっぱいになっちゃうんだよなぁ…

 

まだまだいろいろあるので、あと一ヶ月通い詰めたいと思います。

いろんな街に行けたらいいなぁ…

 

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

非日常体験ができる!?おもしろレストラン

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こんにちは、ちきです。

つ、ついに!ゲーテ試験が終わりましたー!

 

よりによって試験日前日に風邪を引いてしまって体調的に万全な状態ではなかったんですが、手ごたえとしてはまずまずかな…

結果が出るまで6週間くらいかかるそうなので、そわそわしながらしばらく待ちたいと思います。

 

さてさて、今回はデュースブルクの隣のエッセンという街にある面白いレストランをご紹介したいと思います。

先日誕生日を迎えたのでバースデーディナーでここに連れて行ってもらったんですが、普通のレストランではできない特別な体験ができるのです。

 

お店の写真がこちら! 

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写真が暗い!(笑)

 

FINSTERという名前のお店で、エッセン中央駅からは少し離れたところにあるのでU-Bahnに乗って行きます。

こちらはお店の入り口前のウェルカムボード。

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「ルール地方初の暗闇レストランへようこそ」と書いてあります。

(ルール地方というのはエッセン、デュースブルク近郊の地域のことです。)

 

そう、ここは真っ暗闇の中で食事ができるレストランなのです!!

 

 

わくわくしながらいざ入店。

中に入ると受付のところがバーになっていて、食事の前後に一杯飲んだりなんかもできます。そして奥には暗闇に繋がる扉があります。

メニューは全てコースなんですが、牛肉料理、鶏肉料理、魚料理、ベジタリアン料理、ワイルド料理などなどいくつかのメニューから一人一つずつ選ぶことができます。

 

いや、待て待て。ワイルド料理って何よ?

って思うじゃないですか。

 

わたしは今回は無難に牛肉料理を選んだのではっきりとはわからないんですが、噂によれば普通ではあまり食べないようなワイルドなお肉が食べられるみたいです。

いつかチャレンジしてみたいかも…(ゴクリ)

 

先に受付で選んだコースとドリンクの注文をして、バッグやコートは預けます。

予約をする場合はもちろん予約時にコースを決めることもできます。

「中に入る前に携帯の電源は完全に切ってね。機内モードもダメよ!」

と受付のお姉さんから案内があり、準備が整ったところでウェイターさんが迎えに来てくれます。

そりゃあ真っ暗闇じゃ自力で席まで辿り着けないもんね。

 

ウェイターさんは最初から最後まで同じ人が担当してくれるので最初に軽く自己紹介をしてくれて、

「それじゃあ、わたしの肩に手をのせて!」

と電車ごっこのような形で着いていき、いざ暗闇の中へ!!

 

 

いやいや、そうは言っても目が慣れればちょっとくらい見えるんでしょうよ?

って最初は思ってたんですよ。

 

しかしこれがびっくりなことに、本当に完全に真っっっ暗!

目を開けても閉じても変わらない暗さで、不思議な感覚になります。

 

レストラン内は音の聞こえ方的にそんなに広くはなさそうでしたが、お客さんは他にも何組かいる感じでした。

 

「ここに椅子があるからね。」

「テーブルの上の食器はこんなふうに並んでるからね。」

などなどウェイターさんから一通り説明があり、手こずりながらも無事に着席。

 

そして順次料理を運んで来てくれるんですが、食事中はどんな料理なのかは教えてもらえないので、

「これは何だろう?」「この食感は○○かな?」

とあれこれ推測しながら食べるのがまた新鮮で楽しい。

スープを飲むのとか、ナイフで何かを切るのとか、普段は何気な~くやっているけど、何も見えないとなると結構難しいんですよね。

お皿にあとどれくらい残っているかとかもわからないので、誰も見ていないのをいいことにときどき料理を手で触ってみたり…(笑)

 

自然と会話も盛り上がるし、こんな食事の楽しみ方もあるんだな~と新しい発見になりました。

 

そしてね、このお店はお料理も美味しい!

量もしっかりある!(さすがドイツ)

 

食事が終わるとまた電車ごっこで外まで案内してくれて、最後に料理の答え合わせをしてくれます。

「あ~!言われてみればそうだったかも!」というのもあったりして、ここでまたひと盛り上がり。

 

誕生日ということでこんなかわいらしいプレゼントもいただきました。

こういうちょっとした気遣いってすごくうれしいなぁ…

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さてさて、ここまで読んでいただいて、ウェイターさんはどうやって動き回ってるの?

って思いませんでした?

 

 

その秘密はというと…

 

なんと、ウェイターさんは全員盲目の方なのです!

 

これめちゃくちゃすごくないですか?

このアイデア本当に画期的すぎて、個人的にすごい感動しました。

こういうのがもっと世界に広まったらステキだなぁ…

日本でもコンセプト系のレストランやカフェって人気だし、これがあったら絶対流行ると思います。

 

ということで、本当におすすめなのでもしエッセンに立ち寄る機会があればぜひ行ってみてください!

お店のウェブサイトはこちら!(ドイツ語のみ)

☞ Restaurant FINSTER - SINNreich essen

 

 

もうちょっとお手軽に体験したければ、目隠しをして食事をしてみるのもいいかもしれません(笑)

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

語学学校のすすめ

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こんにちは、ちきです。

前回の更新からまたしばらく間が空いてしまった…

 

先日、語学学校の1ヶ月集中コースが無事に終わり、今は来月の検定試験に向けて自力で勉強しています。

ついこの間までは仲間がいたからワイワイと楽しく勉強できていたけど、いざ一人になるとやっぱりなかなか集中力が続かなくて難しいなぁ…と思う今日この頃。

語学学校ではとっても有意義な時間を過ごすことができて、本当に通ってよかったと思っています。

ということで、今回はわたしが通っていたゲーテインスティテュートという学校のこととドイツ語の検定試験について紹介したいと思います。

 

ゲーテインスティテュート(Goethe-Institut)

ドイツ語を習うならとりあえずここに行っておけば間違いなしです。

わたしは家から一番近いデュッセルドルフ校に通っていました。

 

ゲーテインスティテュートは、海外でドイツ語教育を促進するためにドイツ政府が設立した文化機関で、語学教育をはじめとし、ドイツの文化や最新の社会・政治情報などを世界に発信しています。

つまり、国がつくったオフィシャルな語学学校・文化センターということなのです。

現在は90ヵ国以上の国々にあり、ドイツ国内には13か所、日本には東京、大阪、京都の3か所にあります。

ウェブサイトはこちら ☞ Goethe-Institut Japan

 

大学時代の夏休みに東京のゲーテインスティテュートでも集中コースを受講したことがあるんですが、そのときも授業がとても良かった記憶があります。

ちなみに、東京のゲーテインスティテュートの1階にはカフェレストランがあって、ドイツの料理、パン、ケーキなどを食べることができますよ。

いつだったか、大学のドイツ語の課外授業でここへ行ったときにプレッツェルをみんなでもっさもっさ食べたなぁ…

 

 

さてさて、そんなことはさておき、

今回デュッセルドルフ校に通ってみて、個人的に良いなと思った点をまとめてみました。

 

その1 質の高さ

学校を選ぶ上で、授業の質というのは一番大事なポイントだと思うんですが、国のオフィシャルな学校というだけあって、これはしっかりと保証されています。

授業はしっかりと計画的に組み立てられていてわかりやすいし、先生もとっても明るく面白い方でした。

そして少人数クラスなので、「みんなで意見交換しながら授業を盛り上げていく」という感じがとてもよかったです。

 

あとね、ここで勉強していて改めて思ったのが、一緒に勉強するクラスメイトも重要だということ。

わたしのクラスは全員で10人だったんですが、みんなそれぞれにしっかりと目標を持って授業に参加していて全体のモチベーションが高く、ありがたいことに本当に良い環境でした。

ドイツでは移民や難民が増えているので生活をするために仕方なくドイツ語を勉強するために語学学校に行く人も多く、そういった人は比較的授業料の安めな学校に集まりやすいそうです。(先生談)

 

その2 国際的な仲間と学べる

クラスにもよるかもしれませんが、わたしのクラスは全員が違う国出身で、これは個人的にとても嬉しいポイントでした。

世界各国の友達ができることはもちろん、授業を通してドイツ語だけでなく、いろんな国の考え方や文化なんかも知ることができて、クラスメイトから学ぶことも多かったです。

全体的にはやっぱりヨーロッパ出身が多く、わたしが通っていた期間はたまたまかもしれませんが日本人は見かけませんでした。

 

その3 便利な設備と楽しい課外イベント

学校内には勉強スペースがあり、勉強のための本から雑誌や新聞まで種類豊富に揃っていて、PCやWi-Fiも自由に使うことができます。イイネ!

そして授業の時間外には様々な課外イベントがあり、希望者は自由に参加できます。みんなで街へ遊びに行ったり、美術館に行ったり、ジャズのミニコンサートに無料で行けるのとかもありました。

これはクラスの縛りがないので、他のクラスの人とも知り合うきっかけになってとても良かったです。

 

その4 宿泊先の手配などサポートが手厚い

必要な人は事前に申し込むことで宿泊先の手配をしてくれるそうです。これをやってくれる学校ってそう多くはないんじゃないかなと思います。

あとは初日に電車のチケットについて細かく教えてくれたり、街の地図や各種パンフレットも渡してくれました。

授業のことだけではなくて、ドイツでの生活についての相談事や質問があれば聞いてもらえるし、スタッフの方もみんなめちゃくちゃ親切で、全体的にサポートがしっかりしていて安心でした。

 

その5 試験対策に役立つ授業

授業では検定試験によく出るテーマを扱っている上に、試験項目である「読む・聞く・書く・話す」がバランスよく練習できるようになっています。

わたしのようにコースを受講した後に検定試験を受けたい人にとっては、これもとても大事なポイント。

 

 

と、このように良いことだらけでした。

ここを選ぶにあたってちょっと悩んだ点を強いてあげるならば授業料ですかね。

やっぱりダントツで高くて、他に一応検討していた学校と比べると2倍以上だったりしました。

でも結果的にやっぱりここを選んで大正解だったし、むしろそれ以上の価値があったなぁと今では思っています!

 

ゲーテ試験(Goethe-Zertifikat)

次は検定試験についてちょこっとご紹介します。

ゲーテ試験は世界共通の基準で実施、評価されている検定試験で、世界で有効なドイツ語能力の証明になります。

英語で例えるならTOEICとかみたいな感じですかね。

日本にはドイツ語検定試験(独検)もあるんですが、これは日本だけで実施、評価されている試験なので英検みたいな感じです。


ゲーテ試験のレベルは下からA1, A2, B1, B2, C1, C2と6段階あります。
試験にはそれぞれ「読む・聞く・書く・話す」の項目があり、A1は割合関係なく合計60%以上で合格、A2とC1は筆記と口頭各60%以上で合格、B1、B2、C2では4項目各60%以上で合格になります。

それぞれ合格に至らなかった項目があった場合は、その項目だけ再受験することもできます。

試験についての詳細はゲーテインスティテュートのウェブサイトで見ることができます。

☞ ドイツ語検定試験 - Goethe-Institut Japan

 

ちなみに、わたしは今回B2を受験します。

一発で全部合格できたらいいなぁ…どきどき。

 今日も引き続きもりもり勉強頑張ります。

 

最後に、今回は全然写真がなかったので、このブログタイトルで国旗を持ってるひつじちゃんのモデルをご紹介しますね(唐突)

こちらのおひつじ様です!

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留学のときにDuisburgのショッピングセンターで見つけて、可愛かったからなんとなくノリで買ったんだけど、今となっては我が家のアイドルです(笑)

 

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!

それではまた次回。

Bis dann ;)

 

電車のはなし

こんにちは、ちきです。

先週から語学学校に通い始めて、集中的にモリモリ勉強してるので更新が滞っております…

 
語学学校は隣町のデュッセルドルフにあるので毎日電車で通ってるんですが、「そういえば電車事情も日本と全然違うな〜」と改めて気づいたので、今回はドイツの電車について紹介したいと思います!

この記事ではわたしの住んでいるNRW州を参考にしているので、他の州だとまた違うかもしれません。ご了承くださいまし。

 

電車の種類

・ICE(Intercity-Express),IC(Intercity),EC(EuroCity)

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Photo by Markus Winkler on Unsplash

これらは高速列車です。ICEが一番速くて、ドイツ版の新幹線みたいな感じです。

その次に速いのがドイツ国内を走るICと、他の国とも繋がっている国際列車のEC。これは日本で言うとあずさなどの特急列車的なポジションです。

これらの電車は運賃の他に特急料金が必要になるので、相当遠出するとき以外はなかなか乗る機会がないですね。

 

・RE(Regional-Express), S-Bahn

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Photo by MichaelGaida on pixabay

REは快速電車で、中央駅や大きめな駅に停まります。わたしはこの電車を使うことが一番多いです。

時間はかかりますがこの電車でも隣の国に行くことができます。電車(又は車)で海外に行けるってすぎょい…いいなぁ…と毎度思います。

 

S-Bahnは各停電車のような感じです。参考までに、デュースブルク⇔デュッセルドルフ間はREだと15分少々、S-Bahnだと30分弱かかります。

 

・U-Bahn, Straßenbahn

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Photo by hpgruesen on pixabay

主に街内を移動するときに使う電車たちで、地下鉄と路面電車になります。

デュースブルクではこの二つが繋がっているところもあるので、乗っていると地下になったり地上に出て車と並走したり景色がいろいろです。U-BahnやStraßenbahnは他の電車に比べて治安悪めな気がします。(デュースブルクが特にそうなのかも?)

なんとなく怪しそうな雰囲気の人が多いです。(笑)

 

改札がない?!

わたしが最初にドイツに行ったときにびっくりしたことの一つ。ドイツの駅には日本のような改札がないのです!

歩いてたらいつの間にかホームに入ってて、「あれ、改札通ったっけ?」ってなりました。

むむ?それってつまり、無賃乗車し放題?!なんて考えが頭をよぎりそうですが、さすがにそんなに甘くありません。電車に乗ると車掌さんが回ってきて「チケット見せてください~」とひとりひとりチェックします。

 

ただね、これが毎回というわけではないんですよね。

 

特急列車の場合は乗る距離も長いし特別なチケットが必要なのでほぼ毎回チェックされるんですが、その他の電車はチェックされる日もあればされない日もあります。時間帯や場所にもよると思いますが、個人的な経験としてはチェックされない日の方が多いかも。

 

特急列車やREはドイツ鉄道の人が制服を着てやっているので一目でわかりますが、Straßenbanhとかだと私服でまぎれている人が突然チェックし始めるので「いつから潜んでたの?!」とちょっとびっくりします。

係りの人もいちいちチェックするの大変だし、改札設置したらいいのになぁ…と思ったり。

 

電車の設備 

ICE、IC、EC、REなどの車両には一等車と二等車があります。

一等車はその名の通り、料金も席の感じもワンランク上の車両です。日本のグリーン車的な感じですね。一般ピーポーのわたしはもちろんいつも二等車に乗ります。

 

あとは電車の種類にもよりますが、ドアはボタンを押して開けることもあります。(開いたまま一定時間経つと自動で閉まります)

わたしの地元のローカル線がボタンでドアを開閉するタイプだったのでなんだか親近感。

 

そして結構便利だな~と思うのが、ゴミ箱。電車内ってちょっと何か食べたりすることがあるのでゴミが出がちなんですよね。東京の電車内にあったらきっとタピオカのカップで溢れるんだろうな…

 

遅延は日常茶飯事

「ドイツ人は時間に厳しい」というようなイメージを持っている人は多いと思うんですが、電車に関してはそうでもありません。

10分程度の遅延はしょっちゅうだし、乗ろうとしてた電車が突然運休になることもしばしば。決まった時間に予定がある場合は早めに電車に乗るようにしています。

そう考えるとやっぱり日本の電車の正確さってすごいと思います。新幹線の年間平均遅延時間とか1分未満らしいですよ。

アメージングジャパニーズトレイン。

 

便利アプリ

ドイツで電車に乗るときに必須なのがこの「DB Navigator」というアプリf:id:ich_bin_chiki:20191005074047j:plain

「乗換案内」や「NAVITIME」と同じ感じで、出発地と目的地を入力すれば何番線のどの電車に乗ればいいかわかります。リアルタイムでどれくらい遅延しているかなども見れるので、わたしは電車に乗る前にこれでいつもチェックしています。

もしドイツに行く機会があればぜひ!

 

 

こういう日常的なことってそれぞれの国で違うから改めて比べてみるとおもしろいですよねぇ。

まだまだいろんな発見がありそうです!

 

それではまた次回。

Bis Dann ;)

Düsseldorfお散歩日記

こんにちは、ちきです。

だんだんと秋らしくなってきて肌寒い日が多くなってきました。最近は夜~明け方に10度を下回ることもしばしば。

 

そんな中、先週末はとっても天気が良くてお散歩日和だったのでデュッセルドルフへ遊びに行ってきました。

私の住んでいるデュースブルクからデュッセルドルフまでは電車で約15分ととても近いので、気軽に行くことができます。

 

デュッセルドルフはNRW州の州都で、ドイツの中では7番目に大きな都市です。(1位はもちろん首都のベルリン)

またデュッセルドルフにはドイツ内最大の日本人コミュニティがあり、中央駅近くのインマーマン通り(Immermannstraße)では特に日本食レストラン、スーパー、書店などでなじみ深いものや日本語を多く見かけます。このあたりは「日本人通り」や"Little Tokyo"とも呼ばれているそう。

わたしも留学していたときに日本食が恋しくなったらラーメンや丼物を食べに行き、その度に「日本食ってやっぱ最高だな…」とおいしさを噛みしめてました。

きっと今後もお世話になることでしょう…

 

インマーマン通りを抜けてライン川方面へ歩いていくと大賑わいなショッピングエリアになります。大きいデパートもいくつかあり、ここに来ればなんでも揃います。

特にケーニヒスアレー(Königsallee)という運河に沿って続く道は世界でも屈指の「優雅な並木道」として有名で、両脇にはブランドショップなど洗練された店が多く並び、高級感が漂っています。

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Photo by Andreas Heimann on Unsplash

日本で例えるなら表参道のような感じですね。

 

そんなケーニヒスアレーの少し手前のシャドー通り(Schadowstraße)をぷらぷら歩いていると、パッと目に飛び込んできた見覚えのある看板…

そう、それは…!!

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愛しのユニクロ!!!!(歓喜)

ベルリンなど他の街にあることは知っていたんですが、どうやらデュッセルドルフとケルンにも昨年オープンしたようです。店内はとても賑わっていてなんだか嬉しくなりました。そしてなんか妙に落ち着く…

3階建てで種類も豊富に揃っていて、しっかりヒートテックも売っていたのでこれで冬は生き延びられそうです。 ユニクロは偉大だ。

 

ショッピングエリアを抜けるとアルトシュタットというエリアになります。ここはとにかく飲食店が多い。アルトシュタットは訳すと「古い街」なんですが、その名の通り、古い建物が多く並んでいてなんともヨーロッパらしい雰囲気です。

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旧市庁舎

この日の天気は暑いくらいだったのでみんなテラス席でビールやコーヒーを飲んでのんびりしていました。

このあたりもぷらぷら歩いていると、なにやらひと際目立つ屋台を発見。それがこちら。

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牛の丸焼き!!

これをおっちゃんがその場で切って、サラダと一緒にパンに挟んで売っていました。とても美味しそうだったので一つ買ってみました。(一つ5.5ユーロ)

 

早速その場でパクリ…うみゃい!!!

お肉が柔らかくて、マスタードとサラダとの相性も抜群。お店の横でもぐもぐ食べながら観察しているとやっぱり何人も足を止めて写真を撮ったり買ったりしていました。

 

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ライン川沿いではオクトーバーフェストをやっていて、これまた大変賑わっておりました。10月6日までやっているそうです。本場のミュンヘンでも絶賛開催中です。

 

デュッセルドルフは大きい街なので中心部を少し歩いて回るだけでも十分一日楽しめます。アートやジャズ音楽も有名な街なので、いろんなところを散策してこれからも新しい発見をしていきたいと思っております。

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

 

ドイツ料理ってソーセージ以外になにがあるの?

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こんにちは、ちきです。

 

ドイツで美味しいものといえば、ソーセージとビールがダントツで有名ですよね。

逆にそれ以外のドイツ料理って日本ではあまり広く知られていないと思います。

わたしも「ドイツ料理ってソーセージの以外になにがあるの?」と聞かれることがあり、つい「肉とじゃがいも!」と答えたくなってしまうんですが、美味しい伝統料理はちゃんとたくさんあります。(肉とじゃがいもっていうのも間違ってはいないんですけどね…)

ということで、今回はドイツの伝統的な料理をいくつかご紹介したいと思います!

 

基本は肉!

 

ドイツ料理のメインディッシュはほとんどが肉料理です。大きなお皿にお肉がドーン、付け合わせのじゃがいもゴロゴローン、申し訳程度にちょこっと野菜ものっけとくか、っていう感じが多いです。(あくまでも個人的な感想)

ちなみにドイツで魚料理はあまりメジャーではありません。というのも、北ドイツの一部以外は陸に囲まれているのでなかなか新鮮な魚を手に入れるのが難しいのです。

スーパーにもシーフードは多少売っていますがほとんどが冷凍のもので種類もかなり少ないです。そして値段も高い…

そういう地理的なことを考えると肉料理が多いのも納得ですね。

 

ガツンとお肉料理

・Schnitzel(シュニッツェル)

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肉を叩いて薄くのばして揚げたもの、要するにカツレツです。肉の種類はいろいろですが、ドイツでは豚肉が多いと思います。

日本のオクトーバーフェストなんかでもたまに売ってたりするので知っている方も多いかもしれません。

ちなみに、シュニッツェルの中でもWiener Schnitzel(ヴィーナーシュニッツェル)というのは子牛のカツレツのことで、こちらはドイツのお隣オーストリアの郷土料理です。

 

・Schweinebraten(シュヴァイネブラーテン)

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Samponistaさんによる写真ACからの写真

こちらはローストポークです。Schweinは豚、bratenは焼くという意味。

お肉と野菜をじっくり煮込んだブラウンソースと一緒に食べます。これもガツンと肉です!という感じなのでかなりお腹いっぱいになります。

 

・Eisbein(アイスバイン)

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あけびさんによる写真ACからの写真

塩漬けした豚のスネ肉を柔らかくなるまで煮込んだ料理です。わたしはまだ食べたことがないので滞在中にぜひ食べてみたいと思います。

ちなみにEisbeinは訳すと「氷の脚」になるんですがその由来は諸説あり、一つはラテン語で坐骨を意味する ”oi ischbeen" であるというもの、他にはスネ肉のゼラチン質が溶けて固まったのが氷に見えることからという説もあるそうです。

 

・Schweinshaxe(シュヴァイネハクセ)

ローストした豚のスネ肉です。中は柔らかく、外側の皮はパリッとしていておいしいです。味は主に塩味で、わたしが食べた店ではソースなどはかかっていませんでしたが、お店によってソースがかかっていたりといろんなスタイルがあると思います。

そして何といってもこの料理のすごいところはその見た目!

 

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ナイフが刺さっとる!!

この豪快さがまたドイツらしいですね。

 

・Maultasche(マウルタッシェ)

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ジルバーナーさんによる写真ACからの写真

ラビオリのような感じで、シュワーベン地方の郷土料理です。パスタ生地の中にひき肉、玉ねぎ、ほうれん草、その他の野菜などが入っており、一人前は大きさによって2~4個。これはそこまでガッツリではないので食べやすいです。

 

野菜系・付け合わせ編

・knödel(クヌーデル)

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はねうさぎさんによる写真ACからの写真

じゃがいもに小麦粉などを混ぜて茹でた芋団子のようなものです。付け合わせにもメインにもなる万能選手。各スーパーには茹でるだけで簡単に作れるタイプのものがたくさん売っています。

 

・Sauerkraut(ザワークラウト)

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ぽんぽこさんによる写真ACからの写真

これはキャベツの漬物で、名前の意味はそのまま「酸っぱいキャベツ」。

付け合わせとして食べられることが多く、日本のオクトーバーフェストなんかでも多々見かけます。

 

・Spargel(シュパーゲル)

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ドイツの春の味覚と言えばこれ!ホワイトアスパラガスです。4~6月にあちこちで売られ、この時期はとても人気な食べ物です。主にバターと卵で作られたオランデーズソースと一緒に食べます。ドイツ料理にしてはヘルシーです。

 

 

 

今回紹介したのはほんの一部ですが、気になる料理はありましたか?

ドイツ料理はとにかく一人前の量が多いので、慣れないうちはレストランでの食事はもはや戦いです。(笑)

わたしの場合は彼氏が料理好きということもあって自炊が多いのですが、ドイツはピザやケバブなどの美味しい多国籍料理も充実しているので食べすぎには気をつけねば…と思う今日この頃であります。

 

 

そろそろ夕食の時間なので今日はこのへんで。

 

Bis dann ;)

 

 

ドイツのスーパーマーケット事情

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こんにちは、ちきです。

今日はドイツのスーパーについてご紹介したいと思います!

 

スーパーの種類・営業時間

 

ドイツ国内でチェーン展開している主なスーパーはEDEKA、REWE、Aldi、Lidl、Nettoなどなど、他にもたくさんあります。

スーパーによって種類の多さや価格帯などそれぞれ微妙に特徴が違います。あとは商品がしょっちゅう入れ替わる店もあるので、「この前はあったのに今日は売ってない!」なんてこともあります。

普通のスーパー以外にはBio専門スーパーやトルコ・アジアなど各国の商品に特化したスーパーもあります。

 

営業時間は基本的に月~土の7、8時~21時くらいまで。

そしてなんと、日曜日と祝日は休み!

「ちょっと買い足しに行かなきゃ!」っていうのが日曜日、祝日はできません。あと日曜日の前後に祝日がある場合はそれを見越して数日分の食料を買い溜めしておかないといけないので、こういうときはちょこっと不便。

クリスマス、イースターの時期なんかは祝日が多いので注意しないと食卓が貧しくなります。(笑)

ちなみにスーパーのみならず、レストランやカフェ以外のほとんどの店が日曜日と祝日は定休日。「閉店法」という法律できちんと決められています。

 

これ、最初は結構衝撃的でした。日本だったら年末年始以外は毎日営業しているお店が多いし、24時間営業のコンビニもあります。それが当たり前のように思っていたけど、実はすごく便利なことなんだな~と改めて実感します。

 

あらゆるものがビッグサイズ

 

 店内には日本と同じように買い物かごが置いてあるところもときどきあるんですが、こっちの人は一回に買う量が多いのでカートだけしか置いていないところも多々あります。

このカートがまぁデカい。コストコのと同じくらいのものが普通です。

店内は広いので移動には困らないにしても、そんなに大量には買わないけどかごが欲しい…っていうときはちょっと不便。

「大は小を兼ねる」と言うけど、さすがに大きすぎるのもなぁ…と思うこともしばしば。

 

そしてドイツは日本と比べると野菜やフルーツがとても安いです。参考として、Nettoという安めなスーパーの今週の広告がこちら。

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じゃがいも1袋4kgで2.29ユーロ(300円弱)、玉ねぎ1袋1.5kgで0.88ユーロ(100円ちょっと)。

 

…いや、安いよ、安いんだけど

量多くないか?!

 

じゃがいも4kgとか、もうさすがドイツって感じですね。もちろんスーパーによってはもう少し少ない量でも売ってますが、日本人からすると基本的に野菜類は量が多いです。

 

品揃えが豊富

 

わたしの家の近辺で一番大きいスーパーはEDEKAなのでここに載せている写真はだいたいこちらで撮ってきたものなんですが、とにかく品揃えが豊富。

特にわたしが毎度感動するのはチーズの種類の多さ。さすがヨーロッパ!

下の写真はぜーーーんぶチーズです。

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スライス、クリーム系のものからゴロっと塊のものまで、本当にたくさんの種類があります。チーズ好きにはたまらん世界。

 

そしてこんなのも見つけました。

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ワサビチーズ!

どんな味なのか気になります…でもおいしそう。

 

そしてそして、お菓子コーナーに行くと必ず並んでいるのがこちら。

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みんな大好きHARIBO!!こちらも種類が豊富。

日本だと1袋200gのやつで300~400円くらいだと思うんですが、ここでは0.95ユーロ(120円弱)。さすが原産国。

わたしのお気に入りはチェリー味です。

 

 

海外のスーパーってその国の食文化が見えてくるし、いつも新しい発見があって個人的にすごく好きな場所です。日本にはないものもたくさんあるのでこれからいろいろ試していきたいと思います。

スーパーや食べ物に関してはまだまだこれからも紹介していくのでお楽しみに!

 

Bis dann ;)