電車のはなし
こんにちは、ちきです。
先週から語学学校に通い始めて、集中的にモリモリ勉強してるので更新が滞っております…
語学学校は隣町のデュッセルドルフにあるので毎日電車で通ってるんですが、「そういえば電車事情も日本と全然違うな〜」と改めて気づいたので、今回はドイツの電車について紹介したいと思います!
この記事ではわたしの住んでいるNRW州を参考にしているので、他の州だとまた違うかもしれません。ご了承くださいまし。
電車の種類
・ICE(Intercity-Express),IC(Intercity),EC(EuroCity)
これらは高速列車です。ICEが一番速くて、ドイツ版の新幹線みたいな感じです。
その次に速いのがドイツ国内を走るICと、他の国とも繋がっている国際列車のEC。これは日本で言うとあずさなどの特急列車的なポジションです。
これらの電車は運賃の他に特急料金が必要になるので、相当遠出するとき以外はなかなか乗る機会がないですね。
・RE(Regional-Express), S-Bahn
REは快速電車で、中央駅や大きめな駅に停まります。わたしはこの電車を使うことが一番多いです。
時間はかかりますがこの電車でも隣の国に行くことができます。電車(又は車)で海外に行けるってすぎょい…いいなぁ…と毎度思います。
S-Bahnは各停電車のような感じです。参考までに、デュースブルク⇔デュッセルドルフ間はREだと15分少々、S-Bahnだと30分弱かかります。
・U-Bahn, Straßenbahn
主に街内を移動するときに使う電車たちで、地下鉄と路面電車になります。
デュースブルクではこの二つが繋がっているところもあるので、乗っていると地下になったり地上に出て車と並走したり景色がいろいろです。U-BahnやStraßenbahnは他の電車に比べて治安悪めな気がします。(デュースブルクが特にそうなのかも?)
なんとなく怪しそうな雰囲気の人が多いです。(笑)
改札がない?!
わたしが最初にドイツに行ったときにびっくりしたことの一つ。ドイツの駅には日本のような改札がないのです!
歩いてたらいつの間にかホームに入ってて、「あれ、改札通ったっけ?」ってなりました。
むむ?それってつまり、無賃乗車し放題?!なんて考えが頭をよぎりそうですが、さすがにそんなに甘くありません。電車に乗ると車掌さんが回ってきて「チケット見せてください~」とひとりひとりチェックします。
ただね、これが毎回というわけではないんですよね。
特急列車の場合は乗る距離も長いし特別なチケットが必要なのでほぼ毎回チェックされるんですが、その他の電車はチェックされる日もあればされない日もあります。時間帯や場所にもよると思いますが、個人的な経験としてはチェックされない日の方が多いかも。
特急列車やREはドイツ鉄道の人が制服を着てやっているので一目でわかりますが、Straßenbanhとかだと私服でまぎれている人が突然チェックし始めるので「いつから潜んでたの?!」とちょっとびっくりします。
係りの人もいちいちチェックするの大変だし、改札設置したらいいのになぁ…と思ったり。
電車の設備
ICE、IC、EC、REなどの車両には一等車と二等車があります。
一等車はその名の通り、料金も席の感じもワンランク上の車両です。日本のグリーン車的な感じですね。一般ピーポーのわたしはもちろんいつも二等車に乗ります。
あとは電車の種類にもよりますが、ドアはボタンを押して開けることもあります。(開いたまま一定時間経つと自動で閉まります)
わたしの地元のローカル線がボタンでドアを開閉するタイプだったのでなんだか親近感。
そして結構便利だな~と思うのが、ゴミ箱。電車内ってちょっと何か食べたりすることがあるのでゴミが出がちなんですよね。東京の電車内にあったらきっとタピオカのカップで溢れるんだろうな…
遅延は日常茶飯事
「ドイツ人は時間に厳しい」というようなイメージを持っている人は多いと思うんですが、電車に関してはそうでもありません。
10分程度の遅延はしょっちゅうだし、乗ろうとしてた電車が突然運休になることもしばしば。決まった時間に予定がある場合は早めに電車に乗るようにしています。
そう考えるとやっぱり日本の電車の正確さってすごいと思います。新幹線の年間平均遅延時間とか1分未満らしいですよ。
アメージングジャパニーズトレイン。
便利アプリ
ドイツで電車に乗るときに必須なのがこの「DB Navigator」というアプリ
「乗換案内」や「NAVITIME」と同じ感じで、出発地と目的地を入力すれば何番線のどの電車に乗ればいいかわかります。リアルタイムでどれくらい遅延しているかなども見れるので、わたしは電車に乗る前にこれでいつもチェックしています。
もしドイツに行く機会があればぜひ!
こういう日常的なことってそれぞれの国で違うから改めて比べてみるとおもしろいですよねぇ。
まだまだいろんな発見がありそうです!
それではまた次回。
Bis Dann ;)