ゆるっとドイツ滞在記

ドイツでの生活や日常の小ネタをゆるっとお届けします。

超快適!ドイツで月経カップデビューの巻

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こんにちは、ちきです。

先日、一時帰国を終えて無事にドイツに戻ってきました。

いや~、日本はやっぱりいいですね。たくさんエネルギー充電できたので、またドイツで頑張れそうです!

 

さて、今回は生理用品についてのお話です。

わたしはドイツに来てから生理用品を見直し、最近欧米で愛用者が増えている月経カップというものを使うようになりました。

最初はなんとなく抵抗感があったものの、実際に使ってみると「なんで今まで使わなかったんだろう」と思うくらい快適!

日本ではまだ使っている人はそんなに多くないと思いますが、個人的にたくさんの人におすすめしたいと思ったので、月経カップとはどんなものなのか自分の体験や感想も含めてご紹介したいと思います。

 

月経カップとの出会い

わたしは月経カップを使うまで、生理用品は基本的に使い捨てナプキンだけ使っていました。今までずっとそれに慣れていたし、特に変えようと思うこともありませんでした。

ドイツに来てからもしばらくはナプキンを使っていたんですが、ドイツのナプキンは日本の高品質なものと比べるとなんとなくガサつく感じがあったり、吸水性がそれほどよくなかったり、ものによっては結構分厚くてムレが気になったり…

あまり快適じゃないな~と思うことが多々あったんですよね。

毎月使うものだし、肌に直接触れるものなので、もう少し自分に合ったものを使いたいなぁと思っていました。

 

生理用品を見直すきっかけとなったもう一つの大きな理由は、ゴミが気になるようになったこと。

ドイツに来てからエコに対する意識が結構変わってきて、なるべく環境にやさしい生活を心がけているんですが、その中でやっぱり生理用品のゴミがすごく気になるようになりました。

使い捨てナプキンの場合は1日に何枚も使うのでたくさんゴミが出てしまうし、結構かさばるので、これはどうにか減らしていきたいと思っていました。

 

そんなときに「これを機に試してみようかな?」と思ったのが月経カップです。

日本にいるときは、「なんとなく聞いたことはあるけど見たことないし、ちょっと遠い存在…」って感じだったんですが、ドイツではドラッグストアに月経カップが売っているので、実物を目にすることで今までよりグッと身近な存在になっていました。

百聞は一見に如かず!

日本でもAmazonや楽天、各公式サイトのオンラインショップなど、ネットを中心に購入することができます。わたしも最終的にドイツのAmazonで購入しました。

 

月経カップとは?

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月経カップとはシリコン製のカップで、膣に直接入れて使う生理用品です。

ナプキンやタンポンと比べてゴミが出ず環境にやさしいこと、ムレやにおいが気にならないこと、耐久性に優れていることから近年欧米を中心に注目が高まっています。

 

使い方

使用前にカップの煮沸消毒をし、手をきれいに洗います。

カップを折りたたんで膣に入れ、中で広がったことが確認できれば装着完了!

経血がカップに溜まったら取り出して中身を捨て、水や低刺激性の石鹸で軽く洗って再度装着します。

生理中はこれを繰り返し、生理が終わったら煮沸消毒をして清潔に保管します。

 

メリット

環境にやさしい

調べてみてびっくりしたんですが、1枚の使い捨てナプキンに含まれるプラスチックの量はレジ袋約4枚分に相当するそうです。年間とかで考えたらかなりの量のプラスチックを捨ててしまうことになりますね…

月経カップはゴミが全く出ず再利用できるし、お手入れも簡単なので環境にとてもやさしいです。

 

におい・ムレの心配がない

経血は空気に触れることでにおいが発生するので、月経カップを使用することでそれを抑えることができます。

また、ムレや肌トラブルの心配もなくなるので生理中も快適に過ごすことができます。

 

長時間装着が可能

メーカーにもよりますが、最長12時間の連続使用が可能です。

量や周期によっては4~8時間ごとに中身を捨ててリセットする必要がありますが、寝ている間や日中入れっぱなしにできるのは本当に楽!

ナプキンのようにずれる心配もないので、気にせず自由に動くことができます。

タンポンの場合、長時間使用によって発症するリスクがあると言われているTSS(トキシックショック症候群)という感染症がありますが、月経カップの場合は使用時間をきちんと守り、適切に洗浄していればその心配もないと言われています。

 

耐久性抜群なのでお財布にもやさしい

月経カップは医療用シリコンなどを使用したものが多く、使用状況にもよりますが、正しく洗浄・保管していれば最長10年もつと言われています。

月経カップは1つ4000~6000円くらいなので初期費用はかかりますが、使い捨て生理用品を買い続けるのと比べるとかなり経済的。環境にもお財布にもエコなのです!

 

デメリット

慣れるまでは練習が必要

装着には少しコツがいるので、慣れるまでは少し練習が必要です。

散々試してやっと装着できたと思ったらカップが中でちゃんと開いていなくて漏れてしまったり…

最初のうちは汚れてもいいようにお風呂場で練習するのがおすすめです。

2~3回目の周期で自分のスタイルを見つけてスムーズに装着できるようになる人が多いみたいなので(わたしもそれくらいでした)、ここだけ頑張って乗り越えてください!

 

外出先での再装着は難易度高め

カップを再装着するときは大体手が汚れるし、カップを洗う必要があるので、外出先ではトイレの個室内に水道がないとなかなか難易度が高いと思います。

外出先で再装着する必要がありそうな場合は、ウェットシートや交換用のカップを持ち歩くといいかもしれません。

 

使用上の注意点

取扱説明書をよく読む

月経カップはメーカーによって最長連続使用時間やお手入れの頻度などさまざまです。

何度も繰り返し使うものなので、必ず取扱説明書をよく読んで正しく使用・保管しましょう。

 

場合によっては他の生理用品との併用が吉

経血の量が多い日などは、カップによっては多少漏れてしまうこともあります。

使い始めや心配なときはナプキンや吸水型ショーツなどとの併用がおすすめです。

 

月経カップの選び方

月経カップにはメーカーによっていろんなサイズやタイプの商品があります。

各公式サイトにサイズの選び方が書いてあると思うので、自分に合いそうなものを選んでみてください。

 

人気のメーカーは、アメリカ製エヴァカップやスーパージェニー、ドイツ製メルーナ、日本製ローズカップ、アメリカ製スクーンカップなど。

ちなみに、わたしはメルーナのクラシックタイプを愛用しています。

これは自信を持っておすすめできる商品なので、最初はどれを買ったらいいかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。

 

実際に使ってみた感想・まとめ

使ってみた感想は、快適の一言!

使い始めの頃は装着に手こずったものの、慣れてからは本当にストレスフリーな生理ライフを送れるようになりました。

装着中は、入っていることを忘れそうになるほど違和感とか痛みはないし、月経カップを使うことで生理中のあらゆる不快の元がなくなって、「もっと早くから使えば良かったー!」と今では思っています。

 

しかもわたしの場合はなぜか生理痛まで少し軽減されて、一石何鳥なんだい?ってくらい得した気分。(これは完全に個人差あると思いますが)

ただ、人によっては月経カップが合わない方もいると思うので、自分の体と相談しながら、合うかもと思った方にはぜひ使ってみてほしいなと思います。

 

わたしはドイツにいなかったら月経カップを使うことはなかったと思うので、こういう機会に巡り合えてよかったな~と思いました。

環境にもお財布にもやさしい月経カップ、ぜひお試しあれ!!

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

日本入国後の隔離生活あれこれ(4月27日時点)

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こんにちは、ちきです。

 

前回の記事では現時点でのドイツから日本入国の流れについてまとめました。

www.yuruttodeutsch.com

 

無事入国できて一安心。しかし、これで終わりではありません。

海外からの入国者は全員、入国後14日間は外出を控え、自宅等で自主隔離しなければいけないのです。

ということで、今回は変異株流行国に指定されているドイツからの入国後の隔離生活について詳しく書いていきたいと思います!(4月27日時点)

 

変異株流行国からの入国後の隔離

変異株流行国に指定されていない国からの入国者は、1日目から自宅や各自で確保した宿泊施設等での自主隔離になりますが、入国前14日間に変異株流行国に滞在歴のある人は、検疫所指定のホテルで3日間待機をしなければいけません。

 

入国時に空港でも検査をしますが、このときの結果が陰性であっても最初の3日間は必ず指定のホテルで待機し、3日目に再度検査をする必要があります。

どの国が変異株流行国に指定されているかということは厚生労働省のホームページに書いてあります。

日に日に状況が変わっているので、帰国を予定している方はこまめにチェックすることをおすすめします!

 

わたしが入国した4月19日時点でドイツは変異株流行国に指定されていたので、この措置の対象になりました。

入国日翌日が隔離1日目とカウントされるので、実際のホテル待機は入国日から3泊4日ということになります。

ちなみに、このホテル待機中の宿泊費や食費の自己負担は一切ありません。

 

3日目の検査で陰性判定が出たら退所し、残りの11日間を自宅や各自確保した宿泊施設で過ごすことになります。 

自主隔離中に発生する費用はもちろんオール自己負担ダヨ!

 

ホテルでの3日間隔離の様子

隔離0日目(入国日)

前回の記事に書いた通り、一通りの手続きをして入国した後は専用バスで指定のホテルまで移動します。

着いたら一人ずつ滞在中の過ごし方について説明を受けてチェックインしました。

ツインのお部屋だったので結構広々しててよかったです。

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主な決まり事としては、

・滞在中はホテルから一切外出できない

・滞在中はお酒厳禁

・毎朝体温を計測し、健康状態を報告する

・食事の受け取り等で部屋のドアを開けるときは必ずマスクを着用する

などなど。

 

この日も部屋に着いてから検温し、専用チャットで健康状態を報告しました。体温計はチェックインのときに全員貸してもらえます。

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3日目にチェックアウトした後は全員空港に戻ってから解散になるので、帰りバスの希望時間を紙に書いて提出しました。

バスの時間は、3日目16時、18時、4日目10時から選ぶことができました。

 

隔離1・2日目

部屋のドアの内側にはこんな紙が貼ってあり、チェックアウトまでは本当に一歩も外に出ず、終日部屋の中で過ごしました。

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毎日、以下の3つのことをしました。

・朝に検温して健康状態を専用チャットで報告する

・厚生労働省からのメールで届くURLから健康状態を報告する

・位置情報を送信する(ランダムな時間に指示あり)

 

テレビがあったしWi-Fiも使えたので、Netflix見たり持参したゲームで遊んだりしてのんびり過ごしました。

暇つぶしグッズの持参は必須!

食事は朝・昼・夜にお弁当が部屋の前に配られます。毎回、配食前と配食後に放送でお知らせがあり、配食係の人と鉢合わせないようになっていました。

お弁当は毎食結構ボリューミーで、中身もいつも違うものだったので飽きることもなく美味しくいただきました!ありがたや~

ちなみに、お部屋には電気ケトルがありました。このあさりの味噌汁しみたなぁ…

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ゴミは回収してもらうので、毎回まとめて部屋の外に出しておくように指示があります。

2日目までは特に時差ボケがひどくて朝とか全然食欲がなかったけど、毎食無理やり完食してたら体調がよくなりました(^ω^)ゴハン大事!!

 

隔離3日目

朝7時くらいに「検査しますよー」と放送があり、空港での検査と同じように唾液を容器に入れて提出します。

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13時くらいに部屋の内線で結果のお知らせがありました。

 

無事陰性だったのでこれでホテル待機は終了し、全員専用バスで空港に戻ってから解散になります。空港でバスを降りた後は係りの人とかは特にいなくて、ここからは各自で移動という感じでした。

 

空港から自主隔離場所への移動

入国後14日間は公共交通機関(電車、バス、国内線飛行機、タクシー等)は使えないので、空港から自主隔離場所への移動手段も事前に考えておかなければいけません。

選択肢としては、

・家族や友人に自家用車で迎えに来てもらう

・レンタカーで移動

・ハイヤーを手配

などがあります。

 

成田周辺のホテルに宿泊する場合は空港から専用バスで移動することができ、わたしは今回こちらを利用しました。

第1ターミナル、第2ターミナルから乗車でき、大体1時間に1本運行しているようです。

詳しくはこちら☞空港から成田周辺ホテルまでのバス案内(pdf)

乗車の際には空港でもらった陰性証明の紙を見せ、行き先のホテル名を伝えます。一緒に乗車したのは10名くらいで、それぞれの行き先へ順番に回ってもらえました。

 

自主隔離の様子

ここまでで3日間の隔離は終わっているので、残りの11日間は自宅や各自で確保した宿泊施設で自主隔離になります。

宿泊施設で過ごす場合は、個室、トイレ、お風呂などが他の人と共同でないことが条件です。

わたしは上に書いた専用バスで送ってもらえるホテルのすぐ近くでアパートの一室をまるっと借りました。

 

隔離中にやることは、

・厚生労働省からのメールで届くURLから健康状態を報告する

・位置情報を送信する(ランダムな時間に指示あり)

これだけです。

 

入国時には「WhatsAppかSkypeでのビデオ電話による確認もある」と聞いていたので、いつでも応答できるようにスタンバイしていたんですが、今のところわたしにはまだ一度も来ていません。

 

自主隔離中は不要不急の外出は控え、どうしても外出が必要な場合は公共交通機関を使わずにできる限り人との接触を避けて行動をしなければいけません。

食料の調達等はできるだけネットで注文して宿泊先に届けてもらうという方法が推奨されているようです。

 

まとめ

入国後の隔離生活はざっとこんな感じです!

ドイツでロックダウンになってからは一日中家で過ごす生活に慣れていたし、暇つぶしグッズもあるので思っていたほど苦ではないな~と思いました。

まだ隔離生活は数日残っているので、のんびりと頑張りたいと思います。

ちなみに、今は鬼滅の刃と呪術廻戦をひたすら見まくってます。ドイツのNetflixでは未配信だからやっと見れてうれしい。笑

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

 

念願の一時帰国!ドイツから日本入国の流れ(4月19日時点)

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こんにちは、ちきです。

まだまだコロナが落ち着かず厳しい状況が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

ドイツは相変わらずロックダウンが続いており、さらに3月30日からは新しい制限措置として、海外からドイツに入国する人は全員コロナの陰性証明書提出が義務となりました。

 

ドイツも日本も入国規制がどんどん厳しくなっていくばかりで、昨年の秋冬あたりに考えていた一時帰国も見送りを重ねていたのですが…

規制が緩和されるのはまだしばらく先になりそうだし、緩和どころか今後さらに厳しくなる可能性もあるし、ここ半年くらいちょっとホームシックだし…などいろいろな理由があって、この度一時帰国することにしました!

もちろん、感染対策はしっかりバッチリ徹底ね!

日本でもまだ感染者数が増えつつある微妙な時期なので、あまり大っぴらにははしゃげませんが、念願の一時帰国が叶ってやっぱり内心めちゃくちゃ嬉しい(*'▽')ワーイ(結局はしゃいでる)

 

ということで、今回は4月19日時点での日本入国時の検疫や隔離の流れをレポートしたいと思います。

海外からの帰国を検討されている方の参考になりますように!

 

日本入国のために必要なもの

海外から入国する人は国籍関係なく(日本人も)、以下のものが全て必要になります。

詳細は厚生労働省のウェブサイトをチェケラしてください。(リンク:水際対策に係る新たな措置について|厚生労働省

とっても重要!チェケラ!

 ①陰性証明書

出発前72時間以内に受けたコロナ検査の陰性証明書の提出が必要です。

検査方法や記載事項などに指定があるので、これらの条件を全て満たしているもののみ有効になります。所定のフォーマットを使用すると手続きがスムーズにいくと思います。(任意のフォーマットも可)

 

②誓約書

14日間の隔離期間の行動(公共交通機関の不使用等)やアプリのダウンロード等に関しての誓約書です。

誓約内容に違反した場合は氏名等の情報が公表される場合があるとのこと。

 

③スマホの携行・必要なアプリのダウンロード

隔離期間に使用する位置情報アプリ・接触確認アプリ・連絡用アプリを自分のスマホにダウンロードする必要があります。これらは入国時にしっかりチェックされます。

スマホを持っていない人は空港内でレンタルする必要があります。(費用は自己負担)

 

④質問票

事前にウェブ上で質問票に回答をし、回答後に発行されるQRコードを入国時に提示します。

隔離期間中の健康フォローアップのための連絡先等を登録します。

 

実際の入国までの流れ

◆出発前

コロナ検査を受ける

飛行機搭乗時に陰性証明書を確認されるので、それまでに出発国で検査を受けて証明書を発行してもらいます。

検査方法や医療機関によっては結果が出るまで24時間ほど要する場合もあるので、事前にしっかりリサーチしておく必要あり!

 

質問表の準備

入国時に提示する必要のある質問表はウェブ上で事前に回答することができます。

スムーズに入国手続きを進めるために出発前に回答を済ませ、QRコードをすぐに提示できる状態にしておきましょう。

 

必要なアプリのダウンロード

こちらも到着後すぐに確認されるので、事前にダウンロードしておくのが◎。

 

◆飛行機搭乗

わたしは今回JALのフランクフルトー成田便を利用しました。

この日の乗客は全体で20人ほど。今までこんなにガラガラの飛行機には乗ったことがなかったので、ちょっと貴重な体験になりました。笑

CAの方々が本当に親切に丁寧に対応してくださって、サービスの質の高さにひたすら感動…

これぞジャパニーズクオリティって感じでした。

もちろんのことですが、機内では食事時以外は常時マスク着用mustです。

機内では入国に必要な誓約書や健康カード、携帯品申告書などの書類が配られました。(写真の誓約書の中にいろいろ挟まっています)

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◆日本到着後

飛行機到着後は係りの方の指示に従って移動します。

手続きの場所までは基本的に同じ便の人でまとまって移動するので、個人で行動することはできません。

入国書類の確認とコロナ検査

上に書いた必要書類を一つずつ順番に確認してもらい、唾液によるコロナ検査を受けます。

人によって多少の差はあると思いますが、わたしの場合はこれらの手続きに合計1時間かかりました。やっぱりこういうのってピリピリした雰囲気なのかなーと思ってたけど、職員の方々がみなさん本当に優しくて、なんだか心がじんわりほっこり温まりました。

リスクを負いながらも丁寧に対応してくださっている方々には本当に感謝感謝です。

 

↓いろんな書類をもらいました。

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検査結果が出るまで待機

一通り手続きを終えた後は専用スペースにて検査結果を待ちます。わたしは1時間弱で無事に陰性の結果が出ました。

↓証明としてこんな紙を受け取ります。

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専用バスでホテルへ移動

結果を受け取った後は入国審査を通り、預け荷物をピックアップしてようやく出口へ!

最後に荷物のにおいチェックをする警察犬がちっこいビーグル犬でめちゃくちゃかわいかった。癒された。

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イメージ画像(笑)

空港からは専用バスにて検疫所指定のホテルに移動し、詳しい説明を受けて一人ずつチェックインしました。 

ドイツは変異株流行国に指定されているため(4月19日時点)、14日間の隔離期間のうち最初の3日間は検疫所指定のホテルにて待機する必要があります。

この14日間というのは入国日翌日からカウントされるので、実際のホテル待機は入国日から3泊4日になります。ちなみに、この3泊分に関しては費用はかかりません。(さらに毎食お弁当付き)

ホテル待機や隔離の様子に関してはまた次回詳しくレポレポするので、しばしお待ちを~!

 

まとめ

今回は、日本入国に必要なものと実際の流れをレポートしてみました。

最終的に、フライト到着からホテルチェックインまでは合計約3時間かかりました。

もっと時間がかかったという話も聞いたことがあったので、思っていたよりスムーズだったな~という印象です!

空港やホテルなどで働いていらっしゃるたくさんの方々の協力があって無事に入国できたので、このありがたみを噛み締めながら、残りの隔離期間をのんびり過ごしたいと思います。

無事に帰ってこれて本当によかった! 

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

カビ取り in ドイツ

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こんにちは、ちきです。

 

最近は雪がちらつく日もあり、外は寒いしまだロックダウン中だし、もっぱら家でぬくぬくしております。

他の記事の中でも書いたんですが、ドイツの住居は密閉度が高い構造になっていて、寒い冬を過ごす中で、部屋の暖かさが持続することはとてもありがたいです。

 

…が、気を付けなければいけないこともあるのです。

 

それはズバリ、カビの発生!!

 

密閉度が高い=通気性が悪いということなので、窓の結露などにより室内の湿度が高くなりやすい冬は特に頻繁に換気をしないと、カビが生えやすくなります。

あと、ドイツのアパートは築年数の古い建物が多いので、そういうのも関係あるのかな?

築100年以上とか結構あります。

 

さて、このカビ問題がそれほど重大だとは思っていなかったわたしは、

冬に換気なんて寒いし嫌だなぁ~
結露したら拭けばいいし、さすがに壁にカビは生えないでしょうよ。

なんて、のんきに過ごしておりました。

そして「あれ、なんか壁の色変わってるかも…?」と薄々気付きながらも見て見ぬふりをする日々を過ごし、そのうち掃除しようと先延ばしにしまくっているうちに、見事に侵食されてしまいました…(自業自得)

 

あとで自戒の意も込めて写真のせますが、汚くて本当すいませんって今のうちに謝っておく。

 

というわけで、これはさすがやばいんとちゃいますの!ということになり、彼氏様が見つけてくれためちゃくちゃ効くと評判のカビ取り専用洗剤(というかもはや薬剤)をAmazonでポチリ。どうやらプロフェッショナルなやつらしい。

ドラッグストアに置いてあるものと比べるとちょっとお高いけど(約20ユーロ)、確実に効果のあるものが欲しかったので、潔くポチりました。

 

そして届いたのがこちら! 

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刷毛と薄手のゴム手袋もセットになってました。

結論から言うと、びっくりするくらいめちゃくちゃ効きました。

 

使い方は、カビの上にぬり、放置し、最後にお湯でふきとる、以上!

めちゃくちゃ簡単ですが、塩素系の強い薬剤なので取扱いは注意が必要です。

ゴム手袋とマスク着用&換気は必須で、肌に触れないように(目には絶対にNG!)気を付けながら作業します。

 

ということで実際に使ってみたんですが、まずは問題のビフォー写真がこちら。

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きたな…(ドン引き)

 

そして!

感動のアフター写真がこちらァ!!

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すごくないですか?!

今までこんなちゃんとしたカビ掃除をやったことなかったので、CMとかにありそうなくらいきれいサッパリ消えて、めちゃくちゃ感動!

 

ただ、塩素のにおいがかなり強いので、作業後もしばらく換気しておかないと「あれ、ここプール?」ってなります。

 

というわけで、カビ問題はこれにて無事解決。

後々調べてみたら、やっぱりドイツのアパートではよくあることらしいです。

とはいえ、ここまで放置してしまったことは反省しているので、今後は冬でも毎日ちゃんと換気して、清潔なお部屋を保っていきたいと思います。

カビ取り in ドイツのお話でした。

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

ドイツのクリスマス文化

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こんにちは、ちきです。

あっという間に月日が経ち、2020年も残り2週間ですね~。早い早い。

いよいよクリスマスも目前に迫っていますが、ドイツではコロナウイルスの影響で各地のクリスマスマーケットは中止、クリスマスの親族の集まりも人数制限が設けられるなど、例年のお祝いムードはあまりありません。

この状況では仕方ないですね…

 

さて、そうはいってもクリスマスはドイツで一番大切な行事です。

ということで今回は、日本とはちょっと違うドイツのクリスマスの祝い方についてご紹介します!

日本であまり知られていない面白い文化もあるので、ぜひ読んでみてネ。

 

ドイツでは2回プレゼントをもらえる!

なんと、ドイツではクリスマス当日以外にも子供たちがプレゼントをもらえる日があります。

それが12月6日の「聖ニコラウスの日」です。

2回もプレゼントがもらえるなんて、いいなぁ~!

この聖ニコラウスの日って一体どんな日なんだろう…?

説明しよう!!(キリッ) 

(え、なんか出てきた…誰…)

 

聖ニコラウスって誰?

聖ニコラウスとは4世紀頃に実在していた人物で、サンタクロースのモデルになったと言われています。聖ニコラウスはとても慈悲深い司祭で、貧しい人々を救ったという話が数多く残っています。

 

ある日、貧しいあまり身売りせざるを得なくなってしまった3姉妹がいることを知った聖ニコラウスは、真夜中にこっそりとその家の中に金貨を投げ入れました。それがちょうど暖炉にぶら下げていた靴下の中に入り、この金貨のおかげで3姉妹は身売りせずに暮らすことができたそうです。

この話が起源となり、彼の命日である12月6日が聖ニコラウスの日になりました。

 

聖ニコラウスの日には何をする?

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聖ニコラウスの日の前日、子供たちは靴をきれいに磨いて置いておくか、大きな靴下をぶら下げてておきます。すると、子供たちが寝ている間に聖ニコラウスがやってきて、朝起きると靴や靴下の中にプレゼントが入っているのです!

プレゼントの中身は、りんご、オレンジ、ナッツ、チョコレートなどのお菓子、小さなおもちゃなどが入っています。

 

ただし、プレゼントがもらえるのは1年間良い子にしていた子供だけ。聖ニコラウスはいつも司祭杖と黄金の本を持っていて、この本には子どもたちの日ごろの行いがすべて書いてあります。

良い子にはプレゼントが、そして悪い子にはお仕置きが待っているのです…

 

悪い子にはブラックサンタからのお仕置きが…

聖ニコラウスはクネヒト・ループレヒト(Knecht Ruprecht)という従者を連れており、「ブラックサンタ」とも呼ばれる彼は黒い服やぼろぼろな服を着て、長い棒や灰の入った大きな袋を持ってやってきます。

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クネヒト・ループレヒト(左)と聖ニコラウス(出典:Albärt, CC 表示-継承 3.0, リンクによる)

1年間いたずらばかりしていた悪い子には、このクネヒト・ループレヒトからお仕置きがあります。お仕置きの内容は、棒や灰の入った袋で叩く、石炭をプレゼントする、そのまま袋に入れて連れ去ってしまうなど、諸説あるようですが、子供たちにとっては恐ろしい存在です。

日本でいうところのなまはげ的な存在なのね。

こんなダークな一面もあるのさっ!(キリリッ)

 

クリスマス本番は12月24日!

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ドイツのクリスマスで最も大切な日は24日の夜。「聖なる夜」と呼ばれていて、家族で集まって食事をしたり、教会へ行ったりします。

そして子供たちお待ちかねのメインのプレゼントがもらえるのも24日の夜です。

クリスマスツリーのある部屋に、天使の姿をしたクリストキント(幼子キリスト)やヴァイナハツマン(いわゆるサンタクロース)がやってきます。彼らの鳴らす鈴の音が聞こえると子供たちはその部屋に入ることができ、ツリーの下に置かれたプレゼントを大喜びで開けるのです。

 

ドイツのクリスマスは26日まで!

日本では25日が終わると「はい、クリスマス終了!次は年越し!正月!」と一気に切り替わりますよね。そしてキリスト教の国ではないので、クリスマスは国の祝日ではありません。

 

一方ドイツでは、25日が「クリスマス第一日」、26日が「クリスマス第二日」という国の祝日になっていて、スーパーを含むほぼすべてのお店が休業になります。24日も午前中のみの営業の店がほとんど。

クリスマス期間は家族や親戚と家でゆっくり過ごします。

日本の正月って感じだね。

 

クリスマスまでのカウントダウン

ドイツではクリスマス当日までのカウントダウンも楽しんで、気分を盛り上げていきます。

クリスマスのカウントダウンに欠かせないアイテムを紹介するよっ!(キリッ) 

 

アドベントクランツ

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アドベントクランツはろうそくが4つ付いた飾りで、ドイツのクリスマスには欠かせないアイテムです。

キリスト教にはアドベント(待降節)という、イエス・キリストの降誕を待ち望む時節があります。クリスマスイブ前の4週間がこの期間にあたり、イブまでの毎日曜日に1つずつろうそくの火をともしていきます。

この時期が近づくとお花屋さんやマーケットにさまざまなアドベントクランツが並び、見ているだけでもワクワクします。

 

アドベントカレンダー

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12月1日から25日まで、毎日ひとつずづ窓を開けてカウントダウンを楽しむカレンダーです。クリスマスシーズンになると日本でも見かけることがあると思います。

最近はチョコレートなどのお菓子だけでなく、コスメブランドなどの高級アドベントカレンダーもありますよね。

ドイツではアドベントカレンダーを手作りする家庭も多く、11月になるといろんな手作りアドベントカレンダーキットが売られます。これがまた可愛くて、種類も豊富で、作る側も楽しそうだな~と毎度思います。さすが本場!

 

プレゼントは返品OK!?

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人からもらうプレゼントはもちろん嬉しいですが、時には「これは自分の好みじゃないな…」「サイズ合わないな…」ということも…

それでもありがたく受け取る人が多いと思いますが、ドイツでは「もらったプレゼントを返品・交換する」ということが普通にあるんだとか。

め、めちゃくちゃ合理的~~

こういうところ本当にドイツらしいな…

 

レシートはプレゼントと一緒に渡すか、相手から必要だと言われたらに渡すらしいです。

値段もわかっちゃうし、せっかく選んだ/選んでもらったものを返品ってお互いに残念な気持ちになりそうだけど、ドイツ人の考え方はまた違うんでしょうね…

まあ、クリスマスにプレゼントを贈り合うのはだいたい家族や親戚同士だということを考えればわからなくもないけど…

ということで、クリスマス後のお店は返品・交換で大忙しになるらしいです。ひぇ~

 

 

…と、ドイツのクリスマスはこんな感じです!

クリスマス文化は国によって少しずつ違って面白いですよね~

また賑わうクリスマスマーケットで食べ飲み歩きができる日がいつか戻ってくるといいなぁ…

皆さま、コロナには十分お気をつけて素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ!

 

一足お先にメリークリスマァァァス!!

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

ドイツ生活で不便なこと

こんにちは、ちきです。

早いもので、ドイツに来て1年が経ちました。本当あっという間だったなぁ。

特にコロナでいろいろと変わった3月からの半年間は一瞬だった気がします。

 

ドイツでの生活にはだいぶ慣れたのですが、当然ながら日本では当たり前なことがドイツでは当たり前ではないことがよくあります。

これが海外生活の面白いところでもあるのですが、中には「ちょっと不便…」と思うこともあるんですよね。

 

ということで、今回はドイツで生活していてここが不便!と思うことをいくつか挙げてみたいと思います。

これはあくまでもわたしの生活内の経験と個人的な感じ方によるものなので、「ふーん、なるほどね。」程度な感じで読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

その1 休日は大体のお店が休み 

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ドイツではレストランやカフェ、キオスク(売店)、レジャー施設(映画館や美術館等)を除くお店は日曜日と祝日に営業することが法律で禁止されています。

休日は家で静かにゆっくり過ごすというのがドイツの基本スタイルなのです。

法律できっちり決められているのがドイツらしいよね。

 

休日にショッピングができないのはまだ良しとしても、不便なのがスーパーや薬局まで閉まってしまうこと。

「ちょっと足りないものを買い足しに…」とかいうことが休日にはできないので、計画的に買い物をする必要があります。

 

普段の休日は慣れてしまえばどうってことないのですが、特にイースターやクリスマス前はちょっと大変。

家族や親戚の集まる大イベントということもあって連休前にたくさん買い込む人が多く、スーパーも混むのでなんとなく空気がピリピリしています。笑

 

ちなみに、ドイツはクリスマスシーズンの旅行先として人気があると思いますが、クリスマス本番の24~26日は街中のほとんどのお店が短縮営業やお休みになります。お店によっては年明けまでずっとお休みになるところもあります。

 

その2 公共トイレが有料

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これは海外あるあるかもしれませんが、公共のきれいなトイレは有料なことが多い!

ショッピングモールなどでも、だいたいお掃除の人が入り口に立っていてチップを払うようになっていて、最初から値段が決まっている場合は30~50セント(40~60円)くらいです。

払うのが強制ではないこともありますが、わたしはなんかそのまま出るのは気が引けるのでいつも払っています。

もちろん、飲食店とか入場料を払う施設内のトイレは基本無料で使えます。

 

個人的にわりと不便だと感じるのは駅のトイレが有料なことかなぁ。

まあドイツの駅は改札がないので誰でも入れちゃうし、治安のこととかを考えると必要なことなのかも、とも思います。

 

一方、日本の公共トイレはどこでも無料だし、きれいに掃除されているし、ウォシュレットついてるし、いいことだらけ!

最近話題の渋谷の公共トイレも斬新なアイデアで面白いですよねぇ。

透明トイレを使うのはちょっと勇気がいる気もするけど… 

 

その3 電車の遅延が多い

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「ドイツ人は日本人と似ていて時間に厳しい」なんて言われることもありますが、電車はそうでもありません。

遅延は日常茶飯事だし、乗ろうと思った電車が急に運休になったりすることも。

わたしは電車に乗るとき、家を出る前に必ずドイツ鉄道(Deutsche Bahn)のアプリで運行状況をチェックしているんですが、遅延や運休の情報が反映されるのが遅かったりして、駅に着いてから困ることが多々あります。

 

一時的に通行止めになったりしたときに原因は何なのか、どれくらいで復旧するのかといった情報がすぐに手に入らなかったり、迂回ルートの情報とかも出てなかったり…

そして普通の電車だけに限らず、長距離電車も結構遅延が多かったりします。

ドイツのビジネスマンは大変そう…

 

急いでるときとか遊びにいくときに遅延しているとめちゃくちゃストレスですが、逆に「乗り遅れそう!」というときにちょっと遅延に期待している自分もいます。笑

 

その4 魚が高い

ドイツは北側の一部以外は海に面していないので、基本的に魚は輸入品。

スーパーで買えるのは冷凍品や缶詰が多く、生に近い魚としてはスモークサーモンやマティエス(ニシンのオイル塩漬け)などがあります。

マティエスは美味しいんだけどめちゃくちゃしょっぱいのでいつもパンと一緒に食べています。

 

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マティエス、ツナ缶、サバ缶

大きめのスーパーに行くと魚の量り売りコーナーもありますが、これもあまり新鮮ではないし、そのわりに値段も高い…

だから結局いつも肉ばかり買っちゃうんですよね。

 

マルクト(市場)の魚屋さんだとスーパーより良いクオリティーの魚が買えますが、その分お値段も高く、「今日は奮発しちゃうゾ!」というモチベーションがないと買えません。笑

ドイツ人は肉を好む人の方が圧倒的に多いので、もともと魚の需要があんまりないのかな~

 

その5 役所の手続きが大変

ドイツでの役所関係の手続きはほんっとうに時間がかかります。

日本だと住民登録とかは市役所に行けばその場でちゃちゃっとできますが、ドイツではまず予約を取らないといけなくて、その予約が取れるのは数ヶ月先なんてこともざらです。

 

わたしなんて今年3月から就労ビザの申請をしているのに、半年かかってこの前やっともらえたのが仮ビザ。

手続きが完了して本ビザがもらえるまではまだ時間がかかりそうです。気が遠くなる~

今回はコロナの影響が大きいので余計に時間がかかっていますが、ビザ関係の手続きは普通でも3ヶ月くらいはかかります。

とにかく余裕を持って動かないといけないのだ! 

 

おわりに

ほかにも宅急便が時間通りに来ないとか、歯ブラシがでかすぎるとかいろいろありますが、そこらへんは細かすぎるので省略。笑

 

便利な日本の生活に慣れていたからこそ、いろんなところで不便さを感じてしまいますが、それを受け入れながら生活してくことで寛容になれる気がするし、違う環境への適応力もアップすると思うので、悪いことばかりではないのかなぁ~なんて思いながらなんとかやってます。

 

とはいえ、やっぱり日本の便利さは恋しいな…

 

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

エアコンがないドイツの夏

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こんにちは、ちきです。

 

ドイツでは先週まで30度超えの日々が続いていましたが、今週からは最高気温が20度前後にぐっと下がり、かなり過ごしやすくなりました。

急に夏が終わってしまったようで少し寂しさも感じつつ、涼しい風のありがたみを噛みしめている今日この頃です。

 

昨年の夏、ヨーロッパ各地で40度以上の猛暑になったと日本でもニュースになっていたのが記憶に新しいですが、今年もお隣のフランスの一部の地域では40度以上が観測されたそうです。

わたしの住んでいるデュイスブルクはというと、最高気温は36度まで上がり、今までエアコンに頼りっぱなしで暑さにめっぽう弱いわたしにとってはちょっと辛い夏になりました…というのも、

 

なんと、ドイツの家にはエアコンがついていないのです!!

 

その理由は簡単で、今までドイツの夏はそれほど暑くなかったからなんですよね。

国際エネルギー機関(IEA)の調査によると、ヨーロッパの家庭におけるエアコン普及率はなんと5%以下なんだとか。少なっ!

というわけで今回は、エアコンなしのドイツの夏についてのお話です。

 

家の構造に合わせた夏の過ごし方

ドイツは冬に雪が降ることもあるくらい寒くなるので、家は基本的に防寒構造になっており、暖めた部屋の空気が逃げないように密閉度が高くなっています。

思い返してみると確かに冬はちょっと暖房つけるだけで暖かさが長続きしたし、暖房つけなくても部屋の中が寒くて凍えることはなかったな。

 

しかし、それが夏には欠点となってしまうのが難しいところ。

一度部屋が暑くなってしまうと熱がこもってなかなか温度が下がらず、そのうちに外より部屋の中の方が暑くなってしまうのです。

 

そんなわけで、夏はいかに室内温度を上げずに保つかということが大事になります。

方法としては、

気温の下がる夜や朝に涼しい空気を取り込んで部屋を冷やす

日中はシャッターやカーテンで日光を遮り、窓は締め切る

というのが基本らしいです。なるほど。

 

しかし我が家はというと、日当たり良好なリビングはカーテンがないので日光がさんさんと降りそそぎ、室内温度はどんどん上がるばかり。

じわじわと迫りくる暑さ耐えきれず、ひょっとしたらちょっとマシになるかも…と淡い期待を抱いて窓を開けるも、もわっと熱い風が入ってくるだけでやっぱり全然涼しくならず。

結局リビングはもはや諦め、日の当たらない部屋で扇風機をガンガンに回して、アイスを食べまくってなんとか暑さをしのいでいました。笑

 

窓を開けたい!でも網戸もない!

カーテンはなくても唯一実践できた暑さ対策が、朝に換気をすること。

湿度が低いので空気はわりとカラッとしていて、30度以上の日でも朝は比較的涼しかったので窓を開けて風を通していたんですが、ここでも一つ問題が。

 

ドイツの窓は大体このようなタイプで上だけ開けたり、横に全開にすることもできるんですが、基本的に網戸がついていないのです。

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風を通すためには上を開けるだけでは不十分なので全開にしたいところなんですが、特に夏は網戸がないと短時間でも虫が入ってくるんですよね。

こんなに大きい窓だとなおさら虫ウェルカム!!って感じだから大きめのハエとかハチも入ってきていちいちビビるし、なんといっても外が暗くなってから開けられなくなるのが不便だなぁと思っていました。

 

ちゃんとした網戸を取り付けるには大家さんとか業者にお願いしないとできないと思うので、もうちょっとお手軽に付けられるものはないかな~と探していたところ、こんなのを見つけたので買ってみました。

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窓枠に貼ったマジックテープの上に網を張るだけというめちゃくちゃシンプルなもの。

 

簡易的なものなので耐久性はあまり期待できませんが、これをつけてから夜でも気兼ねなく窓を開けられるようになったし、虫も入らないし、快適に過ごせるようになりました!

とりあえず夏だけでも、と思って買ったので満足しています。

 

意外とエアコンなしでも乗り切れた

暑い日が続いていたときはエアコンなしなんて無理だ…とばかり思っていましたが、結局30度以上の日が続いたのは2週間程度だったので、いざピークを越えると意外と乗り切れるもんだな~とも思ったり。(どっちだよ)

 

でも来年の夏までにはカーテンを買おうと思いました。笑

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

チョコのはなし

こんにちは、ちきです。

 

突然ですが、みんな大好きな甘~いお菓子といえば?

 

 

そう、チョコレーーーーーート!!

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ドイツのお菓子と言ったらHARIBOとかが思い浮かぶことが多いかもしれませんが、チョコも負けず劣らず大人気なのです。

特にヨーロッパはスイスとかベルギーとか美味しいチョコの名産地が多いですしね。

 

ということで、今回はドイツで人気のチョコブランドと、それぞれの個人的おすすめフレーバーをご紹介したいと思います!

 

 

一番人気のチョコはどれ?

なんか面白いデータはないかな~と調べてみたところ、こんな統計を見つけました。

ずばり、ドイツ国内人気チョコランキング!(国外ブランド含む)

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出典:Beliebteste Tafelschokoladenmarken in Deutschland 2019 | Statista

2016~2019年の過去4年分のデータなんですが、毎年大体同じなのが面白いですね。

この中のいくつかは日本でもちらほら見かけることがあるんじゃないかなと思います。

 

とはいえ、これだけ見てもそれぞれどんなチョコなのかわからないので、グラフの大半となるトップ6までのチョコブランドを個人的イチ押し商品とともに順番にご紹介したいと思います!

 

ドイツ国内で人気のチョコTOP6

6位 Kinder

Kinder(ドイツ語で子供という意味)という名前の通り、「子供のための特別なチョコを作りたい」という想いからイタリアのFerrero社によって作られました。

ちなみに、このFerrero社はヌテラなんかも作っている偉大な食品会社です。

 

定番商品は子供の手にフィットするように作られた「Kinder Riegel」や、おもちゃ入りのチョコエッグ「Kinder Überraschung」などなど。

やっぱり子供に人気なイメージがあります!

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個人的に好きなのは中にナッツクリームが入った「Kinder Bueno」です。

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公式HP:kinder Deutschland

 

5位 Yogurette

ヨーグルトのクリームが入ったさっぱりとした味わいのチョコ。

看板商品はイチゴヨーグルト味です。ときどき期間限定の味とかプレーンヨーグルト味もありますが、やっぱりイチゴが一番かな!

ちなみにこれもFererro社の製品です。

 

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公式HP: Startseite | Yogurette

 

4位 Lindt

日本でも人気のスイスのチョコレートブランドです。

リンツの魅力は何といってもこの高級感ですよねぇ。キラキラとした包み紙もきれい。

日本でもお店を見つけると買う気はなくてもつい引き寄せられてしまいます…笑

 

わたしのお気に入りはやっぱり定番のLindorシリーズのミルク!

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誕生日にいただいたLindorタワー(笑)

Lindorは”Lindt”とフランス語で金(ゴールド)を表す”Or”を組み合わせてつけられた名前なんだとか。

 

これを最初に食べたときはそのリッチな味となめらかな口どけにそれはそれは感動しました。本当にめちゃくちゃ美味しい。

個人的に好きなチョコNo.1です。

フレーバーの種類もたくさんあり、これがまたどれも美味しい!!!

 

リンツは他にも板チョコのシリーズとかプラリネのシリーズとかめちゃくちゃいろんな種類があるし、季節のパッケージとかギフト用のパッケージもすごく可愛いんですよねぇ。誰かにプレゼントしたくなる。

 

また、特にイースターの時期はウサギ、クリスマスの時期はサンタさんの形をしたチョコが名物になっていて、スーパーやデパートのイベントコーナーにずらっと並びます。(リンツ以外にもたくさんありますが)

 

このウサギちゃんは見たことがある人も多いのでは?

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中身はシンプルなミルクチョコレートなんですが、これもまた美味しい!

 

ドイツでは大体どれでも日本の半額くらいで買うことができます。

リンツは他のチョコと比べると少々お高めですが、どれを食べても間違いなく美味しいです!

 

公式HP(日本):リンツ チョコレート

 

3位 merci

merciはフランス語で「ありがとう」。

その名の通り、ありがとうを伝えるためのチョコレートというコンセプトのもと、フランス…ではなく実はドイツで生まれました。

金色の紙で一つ一つ包まれたチョコはなんだか特別感があります。

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一箱にいろんなフレーバーが入っているのでお気に入りを探すのもいいですね。

わたしのイチ押しはヘーゼルナッツとコーヒーかなぁ~

 

箱に写真やメッセージを入れて世界に一つだけのオリジナルギフトを作れるサービスもあります。まさに贈るためのチョコレートという感じ!

小袋に入ったプチシリーズや板チョコシリーズもあります。

 

公式HP:Danke heißt merci.

 

2位 Ritter Sport

正方形が特徴的なドイツの定番チョコ。

「どんなスポーツジャケットのポケットにも割れずに収まる、普通の板チョコと同じ重さのチョコを作ろう」というアイデアから生まれました。

キャッチコピーは「Quadratisch.(正方形)Praktisch.(実用的)Gut.(良い)」

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実用的と言えるポイントは形だけでなく、そのパッケージにもあります。

外からチョコをパキッと割ると、同時に袋が簡単に開けられるようになっています。

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ヘーゼルナッツがちらり


そして食べかけでもそのまま戻せば閉じることができるので、チョコの欠片がこぼれたりすることなくまた持ち運べるのです。これは確かに便利!

 

Ritter Sportはフレーバーのバリエーションがとても豊富で、季節限定フレーバーとかも合わせると全部で30種類くらいあります。パッケージもカラフルでかわいい。

わたしのお気に入りは、カカオムース、ビスケット、ナッツシリーズなどなど。

ミニサイズやサイコロ型、250gのビッグサイズバージョンなんかもあります。

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ミニサイズはお土産にもピッタリ!

公式HP:RITTER SPORT

 

1位 milka

ここ数年連続で王座を勝ち取っているドイツでド定番のmilkaです。名前の由来はミルク+カカオでミルカ。

実はスイス発らしいんですが、ほぼ同時にドイツでも発売されたのでドイツの定番チョコとして根強い人気があります。

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milkaもフレーバーの種類が豊富で、中にはOREOやDaimなど他のお菓子とコラボしているものまであります。

わたしのお気に入りはtucというリッツに似たクラッカーとのコラボ。甘いものってちょっと塩気が加わるとなんか一層美味しくなりますよねぇ。

OREOとのコラボも大好きです。

 

そしてmilkaは300gのビッグシリーズがまたすごいんです。

ご覧ください、このカロリー爆弾!!!笑

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ちょっとサイズ感が伝わりにくいけど本当にデカいです。笑

全部は試してないですが、キャラメルソースが入っている系のは個人的にちょっと甘すぎだったかな…ストロベリーチーズケーキは美味しかったです!

そして何より、このシリーズは食べ応えがすごい!!

甘いもの好きにはたまらないんじゃないでしょうか。

 

milkaはチョコの他にもアイス、クッキー、チョコクリームなどいろんな商品あります。

公式HP:Entdecke Milka!

 

お試しあれ!!

いかがでしたか?

なんかおすすめがナッツ系に偏ってしまった気が…笑

でもどれも本当におすすめなので機会があればぜひ試してみてください! 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

お米のはなし

こんにちは、ちきです。

最近はコロナの制限がだいぶ緩和されてきましたが、また感染者が増えてきてまだまだ心配ですね。

冬に一時帰国するつもりだったのだけど、もはやそれも可能なのかどうかわからなくなってきた…

日本でおいしいお寿司が食べたいよぅ…

 

そんなわたしの近況はというと、就労ビザの取得に苦戦しながらなんとか生きております。

前にも書いたけど、ドイツでの役所関係の手続きはとにかく時間がかかる!

日本ならきっと1,2週間あればできるんだろうなってことがドイツでは数ヶ月かかったり。これだけは本当に厄介…

そして最近はコロナの影響もあって外国人局との連絡手段がメールだけになったりしてさらに対応が遅くなり、3月から申請してるのにまだ終わりません(´-`)。oO

でも最近やっとこさ返事が来て、「待たしてすまんな!今処理してまっせ!」とのことなので首を長~くして引き続き待ちたいと思います。早く終わってくれぇぇ。

 

手続きが全部無事に終わることを祈りつつ、今回は食に関するおはなしです!

海外で生活してるとやっぱり恋しくなるのが日本のご飯。特に米・こめ・KOME!!

パンや麺類も好きだけど、やっぱり米 is No.1。

ということで、今日のテーマはお米です!

 

普通のスーパーで買えるお米

できるだけ日本のに近いお米が食べたいな~と思うドイツ在住の日本人が一度は試すであろうお米がこのMilchreis(ミルヒライス)。

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他の細長いお米とかに比べると結構日本のお米に近い丸い形をしてます。

値段は500gで60〜80セント(約100円弱)くらい。お手頃価格!

普通のスーパーに売ってるのでとても手に入れやすいし、小袋だから運ぶのも楽々。

 

さて、ではこのミルヒライスとは一体何者なのかという話なんですがね、

 

 

これが実はデザート用のお米なんです! 

 

!?!?!?!?!?!?

 

 

Milchは牛乳、Reisは米という意味で、これは本来牛乳で炊きます。

はじめて知ったときは「ご飯を牛乳で炊くなんて…!」とちょっと衝撃を受けたんですけどね、それだけじゃ終わらないのです。

 

 

作り方の続きを読むと、

 

炊けたらお好みでシナモンシュガーやジャムをかけてお召し上がりください♡

というとどめのパンチ。ぎょえぇ…合わない…

 

留学時代にドイツ人の友達が「何事も経験だ!笑」と作ってくれて食べたんだけど、これは正直、個人的にうーん…な食べ物でした(ごめんなさい笑)

 

ちなみに完成形の写真はこんな感じ。

ジャムとかのってるとちょっと美味しそうにみえるかも?

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Bild von TLink auf Pixabay

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Bild von Bernadette Wurzinger auf Pixabay

そんなミルヒライスですが、本来の作り方を無視して水で炊けば普通にご飯として食べることができます。

日本のお米に近い感じになりますが、粒が小さいので弾力がなく、なんとなくモサッとした食感になります。

でも決して不味くはないです。機会があればぜひお試しあれ!

 

こっちにきて最初のうちはミルヒライスをもりもり食べていたんですが、しばらく経つとやっぱりなんか物足りない…もっとおいしいお米が食べたい…と思うように。

より良いものを求めてしまうのが人間の性というものです←

 

デュッセルドルフで買える日本のお米

日本人が多く住んでいるデュッセルドルフには日本食スーパーがあり、ありがたいことにここで日本のお米も買うことができます。

本当にね、ここで調味料とか大体のものが買えることはデュッセルドルフの近くに住んでてよかったことランキング堂々の1位です。

 

でも日本産のお米は5㌔で25€前後(約3000円前後)するので、少々お高め…


もうちょっとお安く日本の米が食べたいんだよぅ…という人に人気なのが欧州産日本米。

値段は種類によりますが、5kgで15~20€(約2000~2500円)です。

日本産のと比べるとちょっと安い。

 

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上の写真は「ゆめにしき」というイタリア産のこしひかりで、粒も大きくしっかりしていて日本産のお米と変わらない美味しさです!

ミルヒライスに慣れた後で最初にこれを食べたときはそれはそれは感動しました。

もうミルヒライスには戻れない… 

 

炊飯器を買うの巻

お米が手に入ったら次は炊飯器です。

 

鍋で炊くこともできますが、底の部分が焦げたりこびりついちゃったりしてなかなか大変。

そういう鍋って洗う気失せるよね…


留学時代は日本の100均で買ってきた電子レンジ炊飯器を使ってたんですが、1合しか炊けないから食べたいときに毎回炊かなきゃいけなくてなかなか面倒だったんですよね。

あれって炊く前に30分水に浸さないといけないから、それを忘れていたときには「もう今日はパスタでいいや」ってなってました(笑)

 

でも今回は留学のときと違って1年以上の滞在になる予定だし、2人暮らしなのでさすがに1合炊きでは足りぬ!炊飯器が欲しい!ということに。

デュッセルドルフで日本製炊飯器の手に入るんですが、これが結構お高い…

どうしようかなぁ~と考えていたときにポストに入っていたチラシをぺらぺら見ていると週末割引で15,15€(約2000円ちょっと)という破格のお値段の炊飯器を発見!

 

翌日、速攻買いに行きました!

見た目はこんな感じ!どーーーーん!

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ちょっとチープ感が否めない気もするけど、米が炊ければいいので問題なし!

しゃもじと計量カップもちゃんと付いてました。

上についているシルバーの部分は蒸し器らしいけど今まで使ったことはない(笑)

 

5合まで炊くことができて、スイッチは「保温」か「炊飯」のみというとてもシンプルな構造。

電子レンジ炊飯器と同じように炊飯前に30分水に浸す必要がありますが、これなら一回でたくさん炊けるので全然大変ではないです。そしてご飯がこびりつくこともなくストレスフリー!

 

正直、安かったのでクオリティーはそこまで期待していなかったんですが、炊いてみるとこれまた期待以上の仕上がり!

ふっくらおいしいご飯が炊けました~!

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テンション上がって思わずパシャパシャ写真撮りました(笑)

ドイツにいながらこのクオリティーのご飯が食べられることに感謝カンゲキ雨嵐!!

 

3月にこれを買ってから、ご飯の質向上によって生活の質もだいぶ上がったな~と実感しています。

結論、やっぱりお米は大事!!!笑

 

 

それではまた次回。

Bis dann ;)

ドイツのコロナ状況

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お久しぶりです、ちきです。

すっかりご無沙汰の更新となってしまった…って毎回のように書いてる気がする。

 

家族や友達から心配の声をいただいておりますが、おかげさまでわたしは元気に生きております。

 

「ドイツはコロナどうなの?」「大丈夫なの?」「外出とかできるの?」

などなどよく聞かれるので、今日はここでひとつドイツの現状をお伝えしたいと思います!

 

これまでのドイツ(NRW州)のコロナ対策

はじめに、

現在ドイツでは感染者数が15万人以上、死者数は6千人以上と深刻な状況です。

ここ数日はこれまでに比べて感染が若干減速し始めているようですが、まだまだ気は抜けません。

 

そんな中、ドイツのコロナ対策が本格的に始まったのは3月中旬。

いよいよヨーロッパもやばいぞ、となり始めた頃です。

多くの対策は一旦4月19日までという期限付きで始まりました。

 

3月16日~

  • 大規模イベントの中止や劇場、コンサートホールから始まり、映画館や美術館、スポーツ施設、ショッピングセンター、宗教施設、公園など一週間の間に次々と閉鎖
  • NRW州内全ての学校と幼稚園は休校、休園
  • レストランやカフェなどは営業時間の短縮や衛生上の措置をとることが義務づけられる
  • スーパー、薬局、医療関係施設等、生活に必要不可欠なサービスは引き続き営業可
  • 宿泊施設は観光目的での利用不可
  • 隣国との国境が次々と閉鎖される

 

3月23日~

  • 公共の場で家族や同居人以外の3名以上での会合禁止(必要不可欠な場合は例外あり) 
違反者には罰金が科せられ、実際に捕まった人もたくさんいるようです…
  • レストランやカフェはテイクアウトや宅配サービス以外は禁止(店内利用一切不可)
  • 美容院、マッサージサロン等、医療上必要な治療がないものは全て閉鎖
  • 入国制限が一層厳しくなる

 

そして一つの区切りとなっていた4月19日を迎え、今後は制限措置が少し緩和されることになりました。

現在の措置は以下のような感じです。

 

4月20日~

  • 学校は卒業試験や進学試験を控える生徒のみ授業再開(その他の学年は5月4日以降段階的に再開)
  • 接触制限等の措置は引き続き延長
  • 大規模イベントは少なくとも8月31日まで禁止
  • 800平方メートル以下の全ての店舗は適切な衛生措置をとることを前提に営業再開が認められる
  • 文化施設・映画館・クラブ・スポーツ施設・公園等は引き続き閉鎖
  • 理髪業は適切な衛生措置をとることを前提に5月4日以降営業再開が認められる
  • レストラン・カフェ・バー・ショッピングモール等はテイクアウト等以外引き続き営業禁止
  • 宿泊施設における観光目的での営業は引き続き禁止

 

4月27日~追加事項

  • 公共交通機関やお店を利用、訪問する際にマスクの着用が義務付けられる(営業者側も同様に着用義務あり) 自作のものやスカーフも可だそう。
  • 公共の場で親族・同居人等以外の他人との距離を1.5メートル以上空けることが義務付けられる(やむを得ず距離が取れない場合はマスク着用)

 

ざざっとこんな感じです。細かいことはいろいろとありますが、ざざっとね。

5月4日以降の措置については4月30日に再度協議が行われ、決定するそうです。

 

こうやって国や州全体のガイドラインがしっかり決められていると市民も行動しやすくていいなぁと思います。

もちろん国の補償があってこそ実現することだし、ドイツはもともと税金が高いという背景もあるわけですが…

 

要請とかだけでは結局個人次第になってしまうのでどうしても限界があるよな、と日本の様子を見ていて思います。

 

ちなみに、こういった情報は在留届を出しておけば在独日本領事館からメールで逐一送られてきます。

大事な情報が日本語で手に入るのは本当にありがたいことです。だんけしぇん。

 

ドイツのマスク事情ですが、使い捨てのものは薬局で買うことができ(売っているところは限られています)、最近は布マスクを売る仕立て屋さんも増えています。

徐々にマスクをつける人も多くなってきたな~と思っていましたが、これからは義務になるので需要も一層高まりそうです。

 

それぞれの過ごし方

上に書いたようにいろいろと制限はあるんですが、NRW州では今のところ外出禁止令は出ていません。

なのでお散歩したり、ジョギングしたり、サイクリングしたり…ソーシャルディスタンスを保ちつつ、外に出てリフレッシュしている人が多いです。

わたしは週に1,2回どうしても電車移動しなくてはならないんですが、電車の利用客も圧倒的に減っていて、他人と隣同士で席に座っている人はほぼ見かけません。

やはりどこの企業も在宅勤務が増えているということなんでしょうね。

 

アジア人差別はある?

最近はあまりニュースにも出なくなってきましたが、コロナがヨーロッパで広がり始めた頃は各国でアジア人差別が頻発していましたよね。

ひどいケースだと暴行や危害を加えられたりなんていうことも。恐ろしい世の中だ…

幸い、個人的には今まで危険な目にあったことはなく、日本人が多いデュッセルドルフでもそういう事件は聞いていません。

強いて言えば、一人で歩いているときにすれ違いざまにチャイナチャイナと軽く言われることが数回あったくらい。

言ってくる人は見た目的に移民系でしたけどね。

 

最近はそんなこともなくなりましたが、それでもやっぱりいまだに視線を感じることはよくあるかなぁ。

ま、害がない分には気にしないことが一番ですね。

 

ちきの生活

お仕事はコロナの影響で労働時間がガッツリと削減されているんですが、ありがたいことに国からの補助があるおかげで、とりあえず生活はなんとかなりそうです。

 

今の会社には正社員として雇ってもらっているので(コロナ前に雇ってもらえてほんとよかった…)、ワーホリビザから就労ビザに切り替えるために外国人局とコンタクトを取り始めているんですが、こんな状況なので対人対応はしておらず、すべてのやり取りはメールのみ。これがまた時間がかかりそう…

こういう手続き関係は元々すごく時間がかかるので、日本の迅速なサービスって本当にすごいなと思います。

無事に期限内に手続き完了できるといいな…チョット心配。

 

日常生活としては、ときどきジョギングや散歩をして外の空気を吸って、あとはひたすらお家でのんびり過ごしています。

よく散歩する森はこんな感じ。自然の癒し効果は絶大。

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家では筋トレを始めてみたり料理やお菓子作りに時間と手間をかけてみたり…

あとはもっぱらSwitchのどうぶつの森で島生活を楽しんでいます。笑

日本にいる友達とオンライン飲み会をする機会も増えて、どこにいても無料でビデオ通話できることのありがたみをひしひしと感じております。

 

 

今わたしたちにできることは、とにかく家にいること。他人との接触をできる限り避けること。

終わりが見えなくて不安なことは多いですが、この時間を使って何か新しいことを始めたり、やりたいことができるチャンスだと思って前向きに過ごしていけたらいいですね。

何かおすすめの過ごし方があればぜひ教えてください!

 

なんだかだらだらと長い近況報告になってしまいましたが、読んでくださってありがとうございました。

みなさま、お体に気を付けてお過ごしくださいね。

 

それではまた次回。

Bis dann ;)