日本入国後の隔離生活あれこれ(4月27日時点)
こんにちは、ちきです。
前回の記事では現時点でのドイツから日本入国の流れについてまとめました。
無事入国できて一安心。しかし、これで終わりではありません。
海外からの入国者は全員、入国後14日間は外出を控え、自宅等で自主隔離しなければいけないのです。
ということで、今回は変異株流行国に指定されているドイツからの入国後の隔離生活について詳しく書いていきたいと思います!(4月27日時点)
変異株流行国からの入国後の隔離
変異株流行国に指定されていない国からの入国者は、1日目から自宅や各自で確保した宿泊施設等での自主隔離になりますが、入国前14日間に変異株流行国に滞在歴のある人は、検疫所指定のホテルで3日間待機をしなければいけません。
入国時に空港でも検査をしますが、このときの結果が陰性であっても最初の3日間は必ず指定のホテルで待機し、3日目に再度検査をする必要があります。
どの国が変異株流行国に指定されているかということは厚生労働省のホームページに書いてあります。
日に日に状況が変わっているので、帰国を予定している方はこまめにチェックすることをおすすめします!
わたしが入国した4月19日時点でドイツは変異株流行国に指定されていたので、この措置の対象になりました。
入国日翌日が隔離1日目とカウントされるので、実際のホテル待機は入国日から3泊4日ということになります。
ちなみに、このホテル待機中の宿泊費や食費の自己負担は一切ありません。
3日目の検査で陰性判定が出たら退所し、残りの11日間を自宅や各自確保した宿泊施設で過ごすことになります。
自主隔離中に発生する費用はもちろんオール自己負担ダヨ!
ホテルでの3日間隔離の様子
隔離0日目(入国日)
前回の記事に書いた通り、一通りの手続きをして入国した後は専用バスで指定のホテルまで移動します。
着いたら一人ずつ滞在中の過ごし方について説明を受けてチェックインしました。
ツインのお部屋だったので結構広々しててよかったです。
主な決まり事としては、
・滞在中はホテルから一切外出できない
・滞在中はお酒厳禁
・毎朝体温を計測し、健康状態を報告する
・食事の受け取り等で部屋のドアを開けるときは必ずマスクを着用する
などなど。
この日も部屋に着いてから検温し、専用チャットで健康状態を報告しました。体温計はチェックインのときに全員貸してもらえます。
3日目にチェックアウトした後は全員空港に戻ってから解散になるので、帰りバスの希望時間を紙に書いて提出しました。
バスの時間は、3日目16時、18時、4日目10時から選ぶことができました。
隔離1・2日目
部屋のドアの内側にはこんな紙が貼ってあり、チェックアウトまでは本当に一歩も外に出ず、終日部屋の中で過ごしました。
毎日、以下の3つのことをしました。
・朝に検温して健康状態を専用チャットで報告する
・厚生労働省からのメールで届くURLから健康状態を報告する
・位置情報を送信する(ランダムな時間に指示あり)
テレビがあったしWi-Fiも使えたので、Netflix見たり持参したゲームで遊んだりしてのんびり過ごしました。
暇つぶしグッズの持参は必須!
食事は朝・昼・夜にお弁当が部屋の前に配られます。毎回、配食前と配食後に放送でお知らせがあり、配食係の人と鉢合わせないようになっていました。
お弁当は毎食結構ボリューミーで、中身もいつも違うものだったので飽きることもなく美味しくいただきました!ありがたや~
ちなみに、お部屋には電気ケトルがありました。このあさりの味噌汁しみたなぁ…
ゴミは回収してもらうので、毎回まとめて部屋の外に出しておくように指示があります。
2日目までは特に時差ボケがひどくて朝とか全然食欲がなかったけど、毎食無理やり完食してたら体調がよくなりました(^ω^)ゴハン大事!!
隔離3日目
朝7時くらいに「検査しますよー」と放送があり、空港での検査と同じように唾液を容器に入れて提出します。
13時くらいに部屋の内線で結果のお知らせがありました。
無事陰性だったのでこれでホテル待機は終了し、全員専用バスで空港に戻ってから解散になります。空港でバスを降りた後は係りの人とかは特にいなくて、ここからは各自で移動という感じでした。
空港から自主隔離場所への移動
入国後14日間は公共交通機関(電車、バス、国内線飛行機、タクシー等)は使えないので、空港から自主隔離場所への移動手段も事前に考えておかなければいけません。
選択肢としては、
・家族や友人に自家用車で迎えに来てもらう
・レンタカーで移動
・ハイヤーを手配
などがあります。
成田周辺のホテルに宿泊する場合は空港から専用バスで移動することができ、わたしは今回こちらを利用しました。
第1ターミナル、第2ターミナルから乗車でき、大体1時間に1本運行しているようです。
詳しくはこちら☞空港から成田周辺ホテルまでのバス案内(pdf)
乗車の際には空港でもらった陰性証明の紙を見せ、行き先のホテル名を伝えます。一緒に乗車したのは10名くらいで、それぞれの行き先へ順番に回ってもらえました。
自主隔離の様子
ここまでで3日間の隔離は終わっているので、残りの11日間は自宅や各自で確保した宿泊施設で自主隔離になります。
宿泊施設で過ごす場合は、個室、トイレ、お風呂などが他の人と共同でないことが条件です。
わたしは上に書いた専用バスで送ってもらえるホテルのすぐ近くでアパートの一室をまるっと借りました。
隔離中にやることは、
・厚生労働省からのメールで届くURLから健康状態を報告する
・位置情報を送信する(ランダムな時間に指示あり)
これだけです。
入国時には「WhatsAppかSkypeでのビデオ電話による確認もある」と聞いていたので、いつでも応答できるようにスタンバイしていたんですが、今のところわたしにはまだ一度も来ていません。
自主隔離中は不要不急の外出は控え、どうしても外出が必要な場合は公共交通機関を使わずにできる限り人との接触を避けて行動をしなければいけません。
食料の調達等はできるだけネットで注文して宿泊先に届けてもらうという方法が推奨されているようです。
まとめ
入国後の隔離生活はざっとこんな感じです!
ドイツでロックダウンになってからは一日中家で過ごす生活に慣れていたし、暇つぶしグッズもあるので思っていたほど苦ではないな~と思いました。
まだ隔離生活は数日残っているので、のんびりと頑張りたいと思います。
ちなみに、今は鬼滅の刃と呪術廻戦をひたすら見まくってます。ドイツのNetflixでは未配信だからやっと見れてうれしい。笑
それではまた次回。
Bis dann ;)