ゆるっとドイツ滞在記

ドイツでの生活や日常の小ネタをゆるっとお届けします。

ドイツワーホリビザ申請のあれこれ

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こんにちは、ちきです。

 

ワーホリ準備において欠かせない一番大切なもの、

それは V・I・S・A
ということで、今回はドイツのワーホリビザ申請に関してのあれこれを書いていきたいと思います。興味がある方はぜひ読んでみてください!

 

 

申請できる人の条件

 

● 日本国籍を有していること
● 18歳以上であり、申請時に31歳に達していないこと
● 親族(子供など)が同行することはできない

 

条件はこれだけです。
申請ができるのは本人のみで、日本のドイツ大使館か総領事館、または現地の外国人局等でもできます。でも日本で申請する方が絶対スムーズだし簡単なのでおすすめです。
なんてったって日本語が通じる!安心!


内容とか場所にもよると思いますが、留学のときにいろんな手続きを現地でやって毎回めちゃくちゃ時間がかかったので個人的にドイツでのこういう手続き関係はとにかく時間がかかって大変なイメージ。
住民登録とかはどうしても現地でやらないといけないのでしょうがないですが、日本で準備できることはなるべく済ませてから行くほうがいいです。

 

ちなみにドイツのワーホリビザは1年間有効で、同じ職場で働くのは最長6ヶ月までという条件がついています。
さて、ビザの申請するぞ!むっふん!と決意を固めたら書類の準備を進めながらまずやることは、


大使館・総領事館の予約を取る


これは本当に早めにチェックすべし。

ビザの申請のためには事前予約をしていないと受け付けてもらえません。

 

申請は渡航3ヶ月から可能なので、6月上旬に早速張り切って予約ページを開いてみたんですけどね、


7月中旬まで予約いっぱい(ちーん 


完全に油断していた…

HPよく読むと「混んでるので時間に余裕をもって手続きしてください」って書いてあった…

とりあえず早めに気付いたので事なきを得ました。ホッ。

 

申請に必要な書類

 

これが揃わないことには始まらないですね。

ドイツ大使館のサイトに記載があるので、わたしが実際に提出したものと合わせてご紹介します。

 

1.記入済みのWeb版申請書1部
名前、現地での住所、渡航情報などの必要事項を専用のサイト上で入力して印刷します。

原因はわかりませんが、なぜかわたしのパソコン(Windows 10)ではうまく入力ができず…友人のMacBookを借りて入力したら問題なくできました。


2.記入済みの長期ビザ申請書1部と誓約書1部
それぞれサイトからダウンロード&印刷して手書きで記入します。

記入にあたって特に難しいことはないです。


3.パスポート用写真1枚(35×45㎜)
一応サイトに正しい写真のサンプルが載ってます。サイズだけ気をつけて、あとは証明写真と同じように真面目に撮れば大丈夫です。

スピード証明写真ってなんであんなに盛れないんだろう。


4.日本国パスポート原本及びコピー1枚(A4サイズ)
ビザが切れた後さらに3か月以上有効期限が残っている必要があります。


5.往復航空券予約の証明書
わたしはeチケットを印刷して持っていきました。航空券は1年間有効で日付変更可能なものを予約しました。


6.全滞在期間有効な旅行者用医療保険および旅行賠償責任保険
保険は歯科治療&女性の場合は妊娠時にも適用されるものである必要があります。わたしはCare Concept社のCare College Comfortに申し込みました。

www.care-concept.de

条件をカバーしている上に旅行賠償責任保険も同時に入ることができ、ネットで簡単に申し込むことができるので便利です。そして保険料も1年間で468ユーロ(申込時のレートで6万円弱)とリーズナブルでありがたい。

途中で解約する場合も残りの日数分を計算して返金してくれます。

ドイツでワーホリする人には人気みたいですね。
申し込み時にメールで届いた証明書のPDF(***_Scheinという名前のファイル)をそれぞれ印刷し(計4枚)、支払いを証明する書類も必要らしいのでPayPalの支払い完了画面を印刷しました。


7.生活費支払い能力の証明(通帳のコピー、または金融機関発行の残高証明書)
1年間滞在する場合は最低2000ユーロの資金(片道航空券の場合はこの倍の金額)があることを証明する必要があります。1ユーロ120円程度だとして計算すると25万円前後です。
通帳のコピーで問題ありませんでしたが、申請日の前日か当日にお金を少し動かして最新の金額を記帳しておく必要があるみたいです。

通帳原本の提出も求められたのでこちらも持っていく必要があります。


8.郵送での受け取り希望者は510円のレターパック
郵便局で購入し、宛名に住所を書いて提出します。

わたしは大使館まで電車で1時間半くらいなので遠方というほどではないし、このくらいの距離なら発給後は取りに行くのが普通なのかなー?と思っていたんですが、手続きの最後に「受け取りは郵送にしますか?」と聞かれ、そっちの方が都合が良かったので郵送でお願いしました。

ただレターパックを買っていなかったので手続きの途中で一度外出させてもらい、すぐ近くの郵便局にダッシュで買いに行きました。

大使館の方が親切に地図をサッと出してくれたのできっと同じような人がたくさんいるんだろうなぁ。

 

ちなみに、ビザの申請自体は無料です。ありがたや~

事前予約もして書類もバッチリ揃えたら、いざ申請へGO!!

 

当日の流れ(東京の大使館の場合)


日比谷線広尾駅から歩くこと10分弱。

ガッシリとした鉄格子の構える入口で優しいお姉さんが受付してくれました。


ビザの申請に来たことを伝え、中にいる間は一時的に身分証を預けます。セキュリティチェックを受けて携帯をロッカーに預けたら案内通りに建物内へ。

ベルリンにいっぱいいるクマのオブジェが立ってたから写真撮りたかったのに携帯預けてたから撮れなかった…(↓こんなやつ)

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ベルリンのNIVEA前にいたクマさん

窓口は事前予約の人と当日受付の人で分かれていて、事前予約の人は順番がきたら名前を呼んでもらえました。


用意した必要書類を確認しながら提出し、「手続きしますので少々おまちください~」とのことでしばし待機…
その後再度名前を呼ばれて、両手の指紋をとりました。それから上に書いたように受け取りは郵送にするかどうかの確認があり、最後に「審査の段階で必要だと判断された場合に志望理由書を提出していただくことがあります。」と伝えられ、ちょっとビビる。(結局問題なくクリア)

申請はこれにて終了。緊張して行ったけど思ってたより簡単であっという間に終わりました。

そして約2週間後に無事に発給され、ビザが貼られたパスポートが自宅に届きました!

 

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ビザが下りるとなんか一気に現実味を帯びてきて、しばらく眺めてほくほくしてました。笑

 

 

準備編はつづく…

Bis dann ;)